抗ヒスタミン薬をめぐる攻防から数日。

 

熱は下がったものの、いまだ耳痛の息子。

右耳だけじゃなくて左耳も痛くなってきた。

 

そうなると勉強や部活動(吹奏楽)にも支障が出る。

 

もうあの総合病院へは行きたくないので、自宅から高速1時間とちょっと遠いが信頼ある行きつけの耳鼻科専門病院を受診。

 

レントゲンと耳の様子を見る先生。

「うん、これ耳じゃないね」

え?中耳炎では?

「おかあさん、ここんとこ真っ白でしょ」

先生、レントゲン写真の目のくぼみ辺を指す。

「これね全部膿(うみ)だから」

 

・・・

 

ぎょえーーーーーーー!!

 

「いわゆる副鼻腔炎だね。ここまでくるときついね」

 

副鼻腔ってなんとなく鼻の横とか付け根あたりと思っていた私。

実は副鼻腔って4種類あり、そのうち前頭洞は左右の眉位置にある。

 

そ、そんな飛び地みたいなところに副鼻腔が!

てか頭でしょ鼻じゃないでしょソコ。

 

脳神経は時にスパーク。

前頭洞には膿がたんまり。

息子の脳よ。

お前に激しく同情する。

 

まず鼻が良くならないと耳も良くならないらしい。

ひとまず抗生剤で様子をみることになりました。

もちろんてんかんの禁忌じゃないやつです。

さすが先生、安心できる。

 

禁忌の薬を平然と出した前回の医師は

(けっこう根に持っている)

レントゲンすら撮らなかった。

 

医師を選ぶって大切ですね。

今回の期末テスト撃沈はきっとこの副鼻腔炎のせいに違いない。

・・・と思おう。