息子がてんかんを発症したのは小学2年生のとき。
学校にもお知らせしなくてはいけません。
正直にいうと言いたくありませんでした。
学校だけじゃなくて他の誰にも言いたくありませんでした。
そんな自分がショックでした。
私の中にこんな偏見があったとは。
本当に自分で恥ずかしい。
実際、学校へ赴き先生に伝える時、声が震え、情けないことに泣いてしまいました。
保健室の先生とも話しましたが「お母さんが思っているよりも、てんかんで頑張っている子は多い。喘息などと同じです。」という言葉が響きました。
その後、放課後預かってもらっている学童へも報告しました。
すると・・・「それなら預かれない」という返事。
どうやら前例がないらしく、発作が起こった時に対処ができないとのこと。
自分でも向き合えてないのに、他人からも拒絶されたような気持ちになりショックでした。
その時、てんかんについてうまく説明できない自分に気づきました。
そうだ、てんかんってなんだか分からない怖い病気っていうイメージがある。
でも「分からない」から怖いと思い、だから不安になってるんだ。
母親の私が不安がってたら、そりゃ学童の先生も不安になるよね。
まず、てんかんってなんだろう?と調べることから始めよう。
そう思えるまでに時間はかかりましたが、ようやく一歩踏み出すことにしました。