先日、
敬老会の旅行を
コーディネートさせていただき、
ガイドとして
同行させていただきました。

宿泊先は、
歴史のある旅館でしたが、

建物は新しく
座敷わらしが出るような
雰囲気ではなかったものの、

私たち一行は
いくつもの不思議な体験をさせていただきました。

夕食が終わって部屋に戻り
ある方が水を飲もうとしたら、
コップに
誰かが飲んだあとが残っていて、

その話を聞いた他の方が、
「夕食の時のコップも生臭かった!」と言って、
旅館の不手際に
皆で怒っていました。

また別の方が、
夕食後
温泉街を散策して帰ると、
浴衣の左の袂がびしょ濡れになっているのを、
全く記憶にない…と不思議がっていました。

翌朝早く、
隣の部屋の方がやって来て、
「夜中に⚪⚪さんに起こされたよ!」
と怒り心頭で、
「水入れポットを持ってきて『水が来たよ』っていうんだもの!」
と皆にこぼしていました。

しかし、
当の本人の⚪⚪さんはというと、
隣の部屋でぐっすり眠っていて、

本人はもちろんのこと、
一緒に寝ていた他の方も
「この人、隣の部屋になんか行ってなかったよ??」
と言うのです。

普通に考えても、
部屋には鍵がかかっていたのですから
入れるはずもなく、
「夢でも見たんじゃないの?」
と皆で笑っていました。

私はというと
深い眠りと
爽快な寝起きだったのですが、

隣に寝ていた方は、
「寒くて寒くて眠れなかった…」
と言っていました。

極めつけは、
駐車場を出て
さあ出発!と帰路についたとたん、
バスは右へ行くはずが
左に曲がってしまったのです。

そのまま、
木がうっそうと生い茂る森の中に
無数の石仏や石塔が立っている
町の火葬場へと連れていかれ、

ベテランのバスの運転手さんは
「すみません!間違えました‼」と言って、
その場でUターンしました。

その時、
誰かが
「ハンセン氏病の人が亡くなると、
ここに連れてこられたんだよ。」
と話しているのが聞こえました。

さてさて、

私たちは、
ツアーの参加者以外のたくさんの方々と
温泉に入り、
美味しい料理を食べ、
街を歩いていたようですね。

夕食前に記念写真を撮るときに
人数を数えたら、
17のはずが
何を間違えたのか
36になってしまって、
その時は笑い話になっていましたが、
本当は怖い話だったのです笑

しかしながら、
お年寄りたちは
全く気にせず、
子供のようにはしゃぎ
いつでも笑っていて、

帰りのバスでは
「楽しかった~」
と言っていました。

全てはうまくいって
感謝です。

合掌




MIAINA
ほえみ