少し前になりますが、
早朝に愛犬と散歩をしていると、
「ボーボー」と
悲しそうな鳴き声が聞こえました。

土手の上から、
河原の茂みを見ると、
イノシシの子どもが罠にかかっていて、
その近くで、
母イノシシが泣いていたのです。

人間が無駄に自然界へ足を踏み入れることによって、
住み処を失った生き物をたちを
外敵だと言って排除する

人間は、
この地球を
自分たちのものだと
勘違いしているのです。

母イノシシの嘆きに
胸が締め付けられ、
その場に
とどまっていられませんでした。

数日後、
私のところに
人間の欲によって
捕獲され
毛皮にされた
キツネの親子が現れました。

彼らの怨みの直接の相手は、
現在
足を病み、
歩くことが出来ません。

しかし私が、
「どうかキツネの親子の怨みが消え、
この方の健康が戻りますように」
と祈るのでは、
筋が違います。

この親子が
私のところに来たということは、
私自身も
キツネたちと何らかの関わりがあるのです。

先ずは私自身が
関わりのあった自分の過去を知り、
自分自身の罪を自覚し
動物たちへの罪を詫びなければなりません。

そうすることによって初めて、
神仏様に
この親子の幸せを祈ることが許されるのです。

『憑き神』と言う言葉があるように、
憑きものは
人間に気づきと浄化を与えるための
神様の御使いです。

それらを
むやみに恐れ
除霊に頼ろうとするのは、
自分には非がないと思う
人間のおごりです。

かつて私たち人間は
生きるために
他の生き物の命を頂き、
身を守るために
その毛皮を身にまとってきました。

命を頂くことで
自分たちの命を繋いできた事に
感謝しましょう。





MIAINA
ほえみ