今野敏「隠蔽捜査」 | ヒメのブログ

ヒメのブログ

人生は面白いほどに展開する。

吉川英治文学新人賞受賞作。


主人公の竜崎という人間が、すごくいい。


最初の印象を裏切り、この男を知れば知るほど、好きになっていく。

不器用な人間なのだ。いい意味で。


警察官僚。東大卒のキャリア。エリート。


東大以外は大学でないそうである。

男は外で働き、女は家庭を守るものだそうである。


しかし、徐々にそれが彼なりの芯の通し方だったのであると分かっていく。


こういう人が、本当にそういう組織にいてくれるのであれば、日本の将来

もまだすてたものじゃないかもしれない。


そういうことを考えた。


彼のような人に出会いたいものだ。


私は、彼に憧れるが、所詮、中途半端な人間なのだ。


隠蔽捜査 (新潮文庫)/今野 敏
¥620
Amazon.co.jp