第1子の不妊治療をしていた最後のクリニックでは、保険診療での採卵1回移植1回は化学流産に終わり、自費診療での採卵1回移植1回で出産に至りました。

前院での検査結果を持っていたのでロスタイムはなく、転院してすぐに採卵周期に入ることができました。出産に至った移植までの通院期間は4ヵ月でした。




成功に向かって進んでいた4ヵ月は凄く順調だったように見えると思いますが、実は一度衝撃の一言を言われて、心が折れかけたことがあります。

リプロにセカンドオピニオンに訪れてDッシーに励ましてもらって気持ちを上げて持ち直しました。ありがとう、Dッシースター




気分を害される方もいると思うので、

"第一子治療中で、42歳以上で、移植を3回以上されている方"

はここで読むのを辞めるかご判断ください。

私は言われて実際に号泣しました。

ただ、そんなどん底の言葉を言われても無事に出産できたので、更なる無謀な挑戦をしている自分のために書いておきたいと思いました。





最後のクリニックは医師は2名だけ。

指名できるので、主治医制度でした。

近所で通いやすくリモートワーク中の業務中断で行けたのでとても便利でした。

なにより、主治医を信頼して通っていました。





保険診療での移植後、ET11でhCGが37しかなくて、ET14に再判定の受診をすることになりました。

その日はあいにく主治医は休み、もうひとりの医師(院長)の診察になります。翌日までのばすこともできたのですが、なんとなく難しいだろうなと感じていたので一刻も早く結果を知って無駄な投薬をやめるためにも再判定だけならと主治医以外の診察を受けたのでした。

ここでダメなら次の周期は自費での採卵周期に入ることも決まっており、治療方針も固まっていたので特に問題はないと思ったのです。

結果は化学流産の判定だったのですが、そこで言われた言葉が重かった泣

思いがけないショックな言葉に打ちひしがれました。




その言葉とは…




おじいちゃん「もう難しいと思う。台湾に行って卵子提供を受けたら、あなたならすぐに出産できると思う。この先についてご主人とよく相談してみて。」




自費診療をあと1回受けると決めていた私にとって衝撃すぎる言葉でしたガーン

稽留流産後の染色体検査はいつも正常だったので卵子についてここまで言われるとは思っていなかったです。




おじいちゃん「やっぱりね、妊娠がゴールじゃないのよ。出産に至るのは42歳の卵子まで。それでも大変だけど、そこが限界。実際は40代の出産のほとんどが40歳と41歳。

保険診療の年齢制限と回数制限には意味があるの。40代で3回移植してもダメだった人は厳しい。

みんな1回目か2回目の移植で卒業するの。




43歳の卵子で出産した人の話というのは、限りなく42歳のやつ。43歳1ヵ月とか。取り出すタイミングだけ43歳だけど、ほぼ42歳の身体で作られたやつ。




44歳の卵子で出産って、それまで一度も治療を受けてこなくて、ふらっと来て1回で卒業できるようなそんな人。それでもこのクリニックで授かった人は全員覚えているくらい。そのくらいの確率。




45歳の卵子での第一子不妊治療は確率は0!!

それはこのクリニックだけの話ではなく日本中のクリニックでの話。だから44歳までしか受け入れないクリニックもたくさんあるの。」




おじいちゃん「採卵できるうちは続けてしまう人がいる。身体もお金も負担でしょう?そういう人はわたしが言ってやめるように促す。最後に決めるのはご自身だけど、やめるのを決めるのは難しいけど、閉経まで続けるわけにはいかないでしょう?もう十分頑張ったのでは?

妊娠できても出産できなきゃ意味がないのよ。

卵がとれるのと、出産できる卵がとれるのでは意味が違うの。」




もうね、診察室出た瞬間号泣です。

看護師さんが急いで個室に連れて行ってくれて、そこで会計までさせてくれました。

落ち着くまでここにいていいよと優しいお言葉。




ショックだったけど、長年不妊治療に関わってきた経験からの言葉は実に正しく、それだけに重かったです。

分かっていることでしたが、「自分宛に」「院長から」言われたのは重さがぜんぜん違いました。

もう無理だと言われたショックは本当に大きかったです。




言いにくいことを言うって労力を使います。

自費診療になったら儲けにもつながるわけで、客ではなく患者と捉えているからこその優しさからの言葉なんだと理解しました。

経営者としてではなく、医師として、ひとりの人間としての言葉だと受け止めました。

このタイミングじゃなくて、次がダメだったタイミングで言って欲しかったけど…

よくよく考えたら次の自費診療は限界と言われた43歳1ヵ月のタイミング。本当にこれが最後なんだなぁと心に刻みました。 




ちなみにこれは第一子の不妊治療の話なので第二子の方は違います!

第二子であれば希望があるみたいなことも言っていました。

あと自然妊娠は別の話的なことも言っていました。あくまで不妊治療の話だと言っていました。

フォローしてくださっている方は第二子の治療中の方がたくさんいらっしゃいますが、これを読んで落ち込む必要はないです!!




話変わりますが、不妊治療のベテラン医師って文字にするとおねえ口調になる方結構いません?

どうでもいい話ですがグラサン




ほんと心が折れかけました。

杉山も院長は移植3回以上経験のある42歳には、これが最後ね!と言うと聞いたことがあります。

厳しい…

浅田の院長もめちゃめちゃ厳しいです。とにかく年齢という感じでした。

NACはどうなんだろう。リプロは高齢でも優しいです。




で、駆け込みDッシーした時の話がこちら。

Dッシーはいつもの感じで「厳しいのは確かだけど、台湾行けってほど絶望的じゃぜんぜんない。この治療成績で台湾行けっていうのはちょっと乱暴な気がするけどね。43歳になった瞬間急に1歳としとるわけじゃないしね。着床して心拍確認もできて卒業もできるわけだし、染色体も正常なわけだし、希望あると思うよ。

出産できるのが最高なわけだけど、うまくいかない結末も当然ある。

大切なのはやめるって決めたときに、少しでも納得できる終わり方になることかな。

医者が諦めるのは違うと思ってる。

ブログ書いてる時は酒飲んでいい気分の時だから、ブログ読んだ看護師とかみんな今日も語っちゃってるなぁって笑っちゃってるかもだけど。

シラフで語るの難しいね。

リプロで再開したくなったらいつでも来てくださいよ。」

確かこんな話をしてくれたと思います。後日この会話も発端になったと思われることがブログにアップされていて、お酒を飲んだ後らしく流暢に語られていました笑

ありがたいですニコニコ




暫くはショック過ぎて、元気がなかったです。「建物探訪」を録画して倍速で見るのが好きなのですが、ファミリーが年齢も一緒に紹介されるんです。そして高齢出産の方が多いんですよキラキラ

でも41歳での出産が圧倒的に多くて、43歳っていうと第二子ばかり…

えびちゃんやひなのちゃんやもえちゃん、同級生有名人の高齢出産のニュースは励みになりましたが、やはりみな41歳。

41歳での出産ってひとつの区切りなのかなって思えて、過ぎ去った日々に思いを馳せては落ち込みました。

41歳の出産の多くは40歳の移植です。

私は40歳の時には一度も移植できていないんです。39歳での流産が原因で抗がん剤治療を5クールも受けていました。その後、胚盤胞を目指して5回採卵して5回とも全廃棄という苦しい中にいました。

今になって振り返ると3日目まではどれも順調でグレードのいい胚ばかりショボーン

転院先のリプロで廃棄された初期胚の画像を見た医師に「もったいないですねぇ」としみじみ言われたことが忘れられません。

一生懸命頑張って良好胚盤胞を確保したのに、翌年、胚盤胞では着床しないという事実が判明します…

なので40歳の時の卵子で出産と言われると苦い思い出なのです。




盛大なショックを受けたわけですが、その後予定通り採卵周期に入ってそこで得た「43歳の卵子で」「生涯9回目の移植」で、「43歳で出産」に至りましたキラキラ

過去最少4個しか採れないし、殻が弱いって言われるしで採卵日当日も落ち込みました。

もう受精すらしないのではないかと思って肩を落としました。

なので4個全て凍結できた時は嬉しかったです。

グレードのいい8分割が2つと10分割が2つでした。

もう最後と思っていたので4個一気に戻しました!

採卵時43歳だったし、

移植回数も3回移植して無理どころか3倍の9回目だったし、

もう難しいから台湾行けって言われたけど、無事に出産できましたお願い

娘は今のところ何の問題もなくすくすく育ってくれていますハイハイ




やめ時を考えていると、そういう気持ちで調べるからか不思議と落ち込むような内容ばかり目にするものだと思います。

実際にデータは全部厳しいし。

数字って残酷…




必ずうまくいくとはもちろん言えないけれど、少しでも続けたいと思っているなら、私は続けた方がいいと思っています。




したことへの後悔よりも、しなかったことへの後悔は引きずると思います。

特に不妊治療は。

あの時こうしていれば…の後悔ははかりしれないです。そして何より取り返せないです。




大学院進学も、起業も、結婚も、

年齢制限はないからいつだって挑戦できるけど、

妊娠・出産にはタイムリミットがあります。

だからこそ、やめる決断は本当に重いです。

やめろと言われて嫌というほど分かりました。




あの時ああしておけばと思うくらいなら、いっぱいお金使ったなぁ、必死に通ったなぁ、大変だったなぁと思える方がいい。


下差しDッシー熱語りお願いお願いお願い




43歳を迎えた際の第1子不妊治療で、もう無理と言われた私が、

44歳の今、第2子不妊治療に挑んでいます。




45歳の卵子で無事出産して医学誌に刻んでやりたい気概はありすが、45歳を迎えたらさすがにやめようと思っています。

リプロに年齢制限はないけれど、どこかで切り替えなければいけないことは理解していて、今まで色々続ける理由をさがしてきたけれど45歳では前を向けるエビデンスは見つけられなかったです。

不妊治療ではなく精神的な治療の領域に達してしまう気がしました。

というわけで、残された時間頑張ってみようと思います!




夏にいくつかパーティーがあってこれを買うか迷っているのですが、妊娠してたら着れないと思ってしまえるお花畑部分も残っている脳であります花

大草直子さんのYouTubeから勝手にきりとっちゃいました。安藤優子さんも素敵でしたキラキラ

人生の先輩たちが凛としてかっこよく美しくなさっている姿は将来の希望となりますね。

勝手にきりとっちゃったのでYouTubeの宣伝でした。あぁ…バッグも素敵だなぁ。丸ごと真似したい笑



このグリルパン買ってよかったですピンクハート

週1でステーキを食べる我が家!お肉の美味しさが一段上がりましたキラキラお肉はミラベル様々お願い