【2023年2月13日の出来事】
自宅で赤血球の輸血が始まり、1時間ぐらい経過した23時頃、
今朝と同じように、右の肋骨の辺りの痛みを訴えてきました。
そこの箇所はシンチでも病変が確認されていて、数ヶ月前にも痛みを訴えていた場所でした。
肺に近いので、放射線照射は難しいかもと放射線も出来ないでいた場所でした。
ロキソニンの坐薬を使い、様子を見ていました。
しかし、痛みの上に、次はまた、
『足がゾワゾワする。手もゾワゾワする。』
と、また急変の時に起きた現象が起きました。
また貧血??
だけど、今赤血球の輸血をしているところだし…
すると、みるみる唇の色が白くなり、手足が冷たくなり、
これは危険。そう感じました。
すぐにパルスオキシメーターを用意し、
SpO2は80から95をいったりきたり。
不安定。
脈は140
血圧は測れません。
嫌な予感がし、在宅医療の「緊急時」の連絡先に初めて電話をしました。
すぐ伺います。と、看護師さんが来てくださり、
現状を説明。
その間も娘は、
寒い、痛い、足がゾワゾワする、頭がガンガンする
そのような事を訴えていました。
訪看さんが訪問医に連絡し、指示をもらい、
対応してもらっていましたが、
私の中では、輸血をしているのに、この状態。
いつもと様子がおかしすぎる。
娘は不快を訴えているのに、
こんなゆっくりしている場合じゃない。
危ない。
そう感じました。
SpO2も75まで下がる事も。
悠長に指示を待っていられなく、
前もって用意していた在宅用酸素を、私の勝手な判断で、
指示をもらう前に、この時初めて使いました。
酸素を使うとSpO2は90台に安定。
だけど顔色が悪すぎる。痛みも治らない様子。
いてもたってもいられなくなり、
娘に、ダメ元で、『病院行く?』と尋ねました。
すると、娘は、『病院行く。フェンタニルいれてほしい。』
そう言いました。
意外な答えでした。
『わかった。今から救急車呼ぶからね。』
と、伝え、
入院の用意を鞄に詰め込み、
救急車で病院まで搬送してもらいました。
あんなに病院へ行くのを嫌がっていた娘が、
病院へ行きたいと言いました。
翌日も、ケモで通院する予定になっていたので、
どっちみち病院へ行かないといけなかったのもあるかもしれませんが、
病院行って、なんとかしてほしい。
と、思うぐらい、相当、痛かったんだね。
怖かったね。