2022年12月
ICの翌日、2回目の放射線照射と赤血球の輸血があったので、病院へ向かいました。
すると、昔、病棟で一緒だった看護師さんに入り口で会いました。
今は病棟勤務を離れ、外来に異動になられたのですが、
その看護師さんとは、初発の頃、沢山相談に乗ってもらったり、
他愛もない話をしたり、時々娘と三人で院内のコンビニへ行ったり、
お母さんみたいな存在の方でした。
一緒にリニアック室まで付いてきて下さり、
昨日の、ICでの話を聞いてもらいました。
治療をするなら、大阪の病院へ戻った方がいい。と、言われた事。
それに対して、私がモヤモヤしてる事を聞いてもらいました。
すると、その看護師さんは、
『そんなの、〇〇ちゃん本人の気持ちが一番大切だよ。
〇〇ちゃんが安心できる場所で治療をするのが一番だと思う。
今までも、お母さんは、その気持ちに寄り添って頑張ってきたのに、
今の状況で不安な場所で治療なんて…。
帰ってこれないことを懸念されてるなら、きっと大丈夫。
今までも、色んな子が全国に転院して、
そのような状況になった時、何とかして、帰ってきてるから。
全員が全員じゃないけど、
ドクターカーとか、自衛隊のヘリで帰ってきた子もいる。
こどもってすごいから。
すごい力持ってるから。
そうなっても、ちゃんと帰ってきてる子はいるから。
大丈夫。
お母さん、気を遣わずに、自分の思ってる事は伝えて、
お母さんと〇〇ちゃんの願う形で決めたらいいと思うから。
言われるがままにしなくていいから。
そんなこんな時に、説得してまでするような事じゃないから。
〇〇ちゃんの気持ちを一番大切にしてあげて。
お母さんは、ずっと一緒にそばで頑張ってきたんだから、
どうすればいいのか、お母さんが一番わかるはず。』
と、言ってもらい、また涙が溢れました。
私のモヤモヤがスーッと取れた気がしました。
この看護師さんにこの日、たまたま会って、
話も聞いてもらい、救われたのでした。
2日目の放射線もがんばりました。
年内の照射はこれでおしまい。
また、年明けから一緒にがんばろうね。
と、安心していたのも束の間…
続く。
また、娘の欲しいものがたくさん届きました。
お顔も分からず、お会いした事もない方なのに、
娘だけではなく、頑張ってる息子さんの分も。と、お言葉を頂き、甘えさせてもらいました。
え？いいの？と、息子も驚きながら、昨日、娘と一緒に早速、ゲームしていました。
二人の笑顔が見れて嬉しかったです。
贈って頂いた方々や、
私も何か贈らせて下さい。とお言葉をかけて下さった方々、
本当にありがとうございます。
この場をお借りしてお礼申し上げます。