私の楽しみのひとつ | 神経芽腫の娘のこと

神経芽腫の娘のこと

2017年12月3歳9ヶ月、小児がん神経芽腫と診断され、再発を繰り返しながらも懸命に生きた証、治療や娘との大切な時間をどう過ごしたか、それからの事、子どもを亡くした母親の気持ちを綴っています。2023年2月14日永眠。アメンバー申請の際は自己紹介メッセージをお願いします


2022年7月


娘は、治療をしながらも、院内学校に楽しく通っています。




学校では、どんな楽しい事をしたのかな?





といつも話を聞くのを楽しみにしています。




中でも、年に数回ある鶴舞公園での生徒の作品展示会は、




私の楽しみのひとつなのです。




鶴舞公園の中をお散歩がてら、毎回必ず観に行きます。




その展示会が7月にあったので行ってみました。




今回の作品は、可愛いねこちゃんと








3年生になって初めての書道。





「土」という漢字が展示されていました。





娘は、こんなネコの書道セットを自分で選び、






使うのを楽しみにしていて、書道の授業を頑張っていました。




そんな生徒たちの日頃の頑張りがたくさん詰まった展示会は、




私は大好きなのです。




鶴舞公園だけでなく、院内学校の前にも定期的に生徒の作品が掲示板に貼り出されます。




読書週間では、「わたしのおすすめの一冊」という事で、




この本はお魚がお寿司になるまでのお話です。

私はこの本を読んで驚いた事があります。

それはイカのスミやたまごやウンチは、

「ろうと」という場所から出ている事です。

この本はクイズもあるのでオススメです。

是非、読んでみて下さい。




と、いう風に書いてあります。




娘はこの本を紹介していました。

        ↓



キンメダイの絵がリアルで、色使いも上手で、




我が子ながら、感心しました。




私は小学校の6年間、絵画教室に通っていたので、




絵や工作が好きなのです。




そういうところは、私に似たのかな。




と密かに思っています。




このように、我が子の成長を見届けながら、




楽しみを見つけながら、




気を紛らせながら、




なんとか、入院生活をやり過ごしています。