お気に入りの看護師さん | 神経芽腫の娘のこと

神経芽腫の娘のこと

2017年12月3歳9ヶ月、小児がん神経芽腫と診断され、再発を繰り返しながらも懸命に生きた証、治療や娘との大切な時間をどう過ごしたか、それからの事、子どもを亡くした母親の気持ちを綴っています。2023年2月14日永眠。アメンバー申請の際は自己紹介メッセージをお願いします

2019年8月


渡米の日程が決まり、それまで少し空いてしまうので、


繋ぎで


ITを減量で投薬しました。


念には念を。という事で。



娘は、名大病院でも、お気に入りの看護師さんができました。


物腰の柔らかい、優しい、看護師さんです。


会えば、いつもほっぺをなでなでしてくれ、

抱っこもしてくれます。


見てる私が恥ずかしくなりますが、


娘は、その看護師さんとの時間が癒しになっていたようです。


きっかけはというと、


以前、腸炎になった時、内服薬に苦戦しているところ、


薬の応援をしてくれたから


でした。


辛い時に、応援してくれる、優しくしてくれる。



お仕事として、当たり前の事かもしれないですが、

こちらとしては、そういう些細な事がとても嬉しいです。


親では、力不足なところもあります。



親では出来ないところを他の方にカバーしてもらう。


他のお母さんとの協力も必須。


みんなで大変な中、助け合って生活しています。



1人だけではとても難しい入院生活です。



そんな、お気に入りの看護師さんとは、しばらくお別れになります。


退院前にたくさん抱っこをしてもらい、



『元気に戻って来るのを待ってるよ!』



と、病院を後にしました。