久しぶりの読書感想です。
うれしいラブラブ
 
『汝、星のごとく』の続編
です。
 
3つの話でできています。
 
 
 
「春に翔ぶ」
最初、続編というのを忘れて
いて、新しい話として楽しみ
ました。
 
北原草介の父は地方の老舗旅館
の後継ぎだった。
経営の才覚がなく、草介が小学校
に上がる前に旅館をつぶした。
 
苦労をしょい込むのは性格なん
ですね。
子供はそれを受け入れるしか
ありません。
 
凪良さんの作品ってそいう人
がよく出てきます。
 
草介もかなり不幸体質なのか
問題を抱えます。
 
奨学金制度って、どうにか
ならないんでしょうか。
有能なら学費免除という
制度はないんでしょうか。
 
 
後半に続くわけですが、
『汝、星のごとく』の先生
なんですね。
 
 
 
 
「星を編む」
『汝、星のごとく』の編集者
の話です。
話はいい方向に進むけど、
編集者にも厳しい現実があります。
 
 
 
 
「波を渡る」
小説って読み終わるとけっこう
内容を忘れている。
ちょっとあらすじでも入れて
くれたら分かりやすいんだけど。
 
『汝、星のごとく』少しずつ
思い出した。
皆が苦しむ。
 
そういう性格なんでしょうね。
結婚って誰でも一度は離婚を
考えるものだって出てくるけど、
そうでない夫婦もいる。
 
問題を抱えながらも続く夫婦
もいる。
凪良さん独特の世界観がある。
 
ただの恋愛小説でないところ
にハマる。
どこを切っても読みごたえあり。
 
本の表紙がキレイ💕
 
いい本にめぐり逢えた。
 
見ていただき
ありがとうございました。