功名が辻 第3回 | まんが栄養素

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ということで、

 

新大河ドラマ『功名が辻』

 

の3回目を見ました。

 

やっとストーリーも進み、仲間由紀恵さんがレギュラーで登場しました。

今回から視聴率も安定してくるでしょう。

 

 

今回はまず『竹中半兵衛(竹中重治)』。

千代とデートしたり、16人で難攻不落な稲葉山城を攻略したり、

秀吉に好かれたり、一豊に「千代って知ってる?」と投掛けたり大活躍(笑)。

何気に一豊と千代のカップルの愛のキューピット役として使われていました。

ここまで丁寧に描いているということは、

今後も、一豊・千代夫婦に何かしら関わっていくのだろうね。

今回の配役で、数少ない若い人なので非常に画面が映える(笑)。

筒井道隆 さんという方のようですね。

この人の描き方は、こんな描き方で全然違和感がないですね。

 

 

で、気になったのが『墨俣城の一夜城』イベント

普段なら、柴田勝家など信長の重臣が墨俣城建設に失敗を重ね、

その失敗をチャンスと思っていた秀吉が、

「なら、オラが一夜で城を築いてみせますわ!!」

と言って、失敗した重臣たちからブーイングを受けつつも、上司の信長の

「やれるもんならやってみいや!!」

と言われ、実際にやってみせた、秀吉の中でも有名な逸話。

 

でも、今作では、秀吉が墨俣城建設を提案して、何の反対もなく、

「オラが3日で作ってみせますわ!!」

っていう弱腰イベントに変更されていました。

 

ここで注目な事が、

①『一夜で作る』として有名なのにいきなり『3日で』という秀吉

②信長の重臣の誰からも秀吉の行動について非難しなかった

③一豊が墨俣城建設に活躍しているところを描かれなかった(笑)。

 

【①と②について】

確かに墨俣城建設は3日間掛かったというのは有名な話だけど、

いきなり「3日で作る」と言われると、インパクトがなくなった感じがする。

これが②に繋がっていくことなのですが、柴田勝家などの反対がなかった。

これは、「こんな一豊とは関係ないイベントに時間が割けるかよ」という、

製作者側の事情が大きく関わってきているはずである。

この当時の『信長の重臣』と今後一豊が関わる予定はないので、

わざわざ掘り下げる必要がないのかもしれないけど・・・。

 

【③について】

まあいつものことなのですが、

墨俣城建設に関して一豊が活躍している場面が描かれませんでした。

なのに、『墨俣城建設』の活躍により秀吉の与力(家臣)になったことが、

かなり浮いていた感じがする。

製作者側とすれば、時間の関係もあるのだろうが、

カットして良い部分と悪い部分があるのではないだろうか?

一応主役なのだから、主役の活躍が見たいと思うのが視聴者だろう。

今回の一豊は、完全に脇役でしたね。

 

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竹中半兵衛から

「信長ってどうなん?」

の質問で、一豊というか上川隆也さんの信長を語るシーンはかなり良かった。

良い意味で印象に残ったし、質問者にとっても良い返答だったと思う。

こういうところで、俳優としての実力が垣間見れる。

 

仲間由紀恵さんがどのように描かれていくのか判りませんが、

当分の間、戦争よりメロドラマを描いていくようですね。

子供時代に言っていた、

「戦争は嫌い、戦争をする人も嫌い」

とかいう性格ではすっかりなくなっていました。

武家の家で育っただけあって、そこらの考え方に変化があったのかな?

ここら辺は、個人的に気になるのでちゃんと描いてほしいところ。

 

 

だんだんと面白くなってきているので、今後も期待したいですね。

 

 

では、ここまで。