【マンガ感想】
『あいこら 1巻 (井上和郎)』
- 井上 和郎
- あいこら 1 (1)
変態漫画家として有名な(?)、井上和郎先生の最新作。
その変態ぶりがいかんなく発揮されている作品です(笑)。
【あらすじ】
足、眼、声、胸、それぞれにフェチを持っている主人公が、理想の女性を探すべく東京にやってくる。色々あって女子寮に住むことになり、そこには彼の理想の足、眼、声、胸を持つ女性が4人もいた。 主人公を中心に描かれるドタバタコメディ。
今流行り路線をちゃんと押さえ、さらに井上和郎先生らしいテイストが
加えられた非常に愉快なラブコメディ。
この手の作品が好きな人から見れば、
「どこかで見た設定だな」
「どこかで見たキャラクターだな」
と思うかもしれませんが、まあそれくらい目を瞑りましょう(笑)。
『おっさん萌え』を書いたり、『弟萌え』を書く変態漫画家ですから(笑)。
--------------------------------------------
まあ、全体的にマンガとしてみれば、かなり普通かな。
『足、眼、声、胸』のフェチ好きという特殊設定も、結構普通に読める。
もっと変な作品なのかな~、と思っていたけど普通にラブコメしてます。
綺麗にまとまっているから最後まで飽きずに読めたのだと思う。
ただ残念なのが、ヒロインの『眼』を持っている娘がメインに描かれている点。
折角、4人出しているのだから、全員平等に書ければもっと面白かったように
思える。 まあ、これもこれから描かれるのだろうけど。
とりあえず、面白いけど『様子見』で良いと思います。
正直、これから上昇するのか下降するのかさっぱりわかりません。
だから、様子を見てこれからのこの作品の評判を聞いて
自分で判断して買われるのが正解かな。
まあ普通に面白かったけど、『美鳥の日々』ほどインパクトがなかったです。
では、ここまで。