KAMIKAZE ATTACK! -22ページ目

KAMIKAZE ATTACK!

[中国広東省体当り日記]


2009/6/21 10:50



この日は快晴!!

事務所のメンバー数名で、B.B.Qをする事になった。





オレは元々、アウトドア大好き…いや、B.B.Qが…


よーするに、外で肉を喰らいながら酒を飲む…





これがサイコー!


酒池肉林!!バンザイ!!





最近のろくでもない出来事…気分転換にゃ…ちょうど良かった。







と…言ってもここは中国!










いろんな期待が入り混じった…







「コンッ!コン!!」


中国人が、部屋までオレを呼びに来る。


って30分も前に、お前らはしゃぎ過ぎヤロー!!






下へ降りると…1、2、3、4…11、12…


12人か、ならバスでか??






いや、毎度の事ながら、


社有車すし詰め状態での出発であった…。


$KAMIKAZE ATTACK


車を走らせること、20分…


前回はなした、墇木頭(ザンムトウ)方面へ




途中、リーズ売りに遭遇!!


茘枝(リーズ)とは「ライチ」の事で、


広東省と言えば…リーズと言うほど、


この時期、そこらじゅうに成っている。

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このリーズ売りは、路上に店を開き、

信号待ちのドライバーをつかまえる。



ほんと、現地人はリーズが好きだ…

この車の運転手も一袋購入した。








…この茘枝が恐ろしい惨劇を招くとは

   この時、オレ達は、まだ知る由もなかった…








すし詰め状態の車は、更に先へと走る!

それっぽい場所にたどり着いた…




$KAMIKAZE ATTACK




山の様に咲き誇る茘枝は…このあとの出来事を、


あざ笑うように



見下ろしていた…







…To Be Continued






09/06/17 16:00




『プルルルップルルガチャッ』


$KAMIKAZE ATTACK



我:『いつも大変お世話になります~です~』





日本人業者:『っあ!ど~も、ど~も、大変お世話になっとりま~す!』






我:『一回目に頂きましたサンプル材料の方…先日お見せした通り、

  マッタク違う色目に成っていたと思うんですけど~』

  『返品させて頂きたいので宜しくお願い致します~』








日本人業者:『…』





  『…申し訳御座いません。

  それは…社内的に…家としては…無理でして…アノ…』

  








…帰って来る言葉は、大体予想がついていた…でも腹が立っ!






我:『あの~難しいと仰いますと?』

  『~さんも見られたとおり、見本チップの上限、下限にも入らない色目でしたよね。』




日本人業者:『…え、え~そりゃま~あの…』




我:『家の方で検収上げたからですかね~そちらで、赤伝か何か切っていただけませんかー。』




日本人業者:『…』

  『ただ、うちの~ほ~では、出荷検査合格と言うことで…出荷させて頂いてますので…』



我:『え~!じゃあどうして色目が違うんですか?』



日本人業者:『…ベース材による影響が…大きんと、思いますけど…』




我:『最初の打合わせで、どのベース材を使ってヤルってのは、家から説明無かったですか?』





日本人業者:『…はい~無かったの~で~』


  『よく有るんですよ~ABSは熱温度で色ブレを起こしやすくってー』











コイツ…開き直りやがったか…。










我:『じゃあー!色ブレ起こしやすいと言われますけど、次回以降もブレてきます?』

  『…そんな色目がコロコロ変わるんでしたら、毎回そちらに家のベースを色合わせ様に、
  
  お渡しないといけなくなります様ね!』












日本人業者:『 … 』







   『…まっ、ま…ぁあ…安全なのは、そう言う事なんですけど…』



















ハ!?ナニ、言ッテンノ!?ンナ事スルカー!フッツウ!!













我:『すみません…最初に発注したものに一度確認を取ってから

  再度ご連絡致しますので、失礼します。』




日本人業者:『申し訳ないです~よろしくお願いします~。』





ッガチャン…


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ん?申し訳ない…認めてんじゃねーの!









それより、最初の打ち合わせはどうやったん?










我:「~さん!今、~と電話で…」

  「んで、最初の打ち合わせで、~のベース使用して打つって話無かったん!」






相棒:「あれ!?最初の時点からベース渡して色合わせしてくれ~いう話で動いたと思うぜ…」










…ったく、使えないオヤジだ!「思うぜって!」どいこった?材料渡したかも覚えとらんがかっ!!

まあイイ…とにかくアノ材料業者だ…。









事実関係は曖昧だが、腹が立つんで又電話した…







『プルルルップルルップルルルップルルルルッ』



『プルッガチャッ』

$KAMIKAZE ATTACK


5回目のコールでとった…向こうの厄介そうな雰囲気が解る…









日本人業者:『はい!~ですー。』


我:『御世話になりますー!~の~です~!』


  『あのー早速ですけど、先ほどの件、最初に打合わせさせて頂いた、

  ~の方に確認しましたら、家のベース材最初にお渡ししていますねー。』



日本人業者:『…え?あ!はい…頂いてますよ…』


  『あの…ですから…ABSは、どうしてもブレやすいん、ですよねー。』

  
  『あの~よくーあるんですよーこう言うケースが…』














アー!完全に、開き直りか―!!

お前は、さっき打合わせで無かった言うとッたろがー!

この嘘つき野郎!中国人に成り下がって!












我:『そうーしたら、最初から色ブレする可能性があったという事ですね』

  『家が発注して、色ブレするの解っておられて、出されたって事ですか?』

  『そりゃ!可笑しいでしょう!』

  『そりゃ!納得出来ませんよー!』

  『ブレんの解っててー!』















日本人業者:『…』










日本人業者:『すみません…』








我:『じゃ、お願いします。赤伝処理の方ー』







日本人業者:『それは…いや…ちょっ、社内的に可能か確認しますんで…』





我:『じゃあ、お願いします。』











自分でも、何いっとったか覚えとらんが、

未だに思い出すと、イラッと来る…




あの人とは、イズレ仕事上合わなければ成らないだろう…









あー疲れっちゃ…





09/06/07 13:00



悪夢の日々から解放され!

この日は日曜日、

毎度の事だが、スゴイヒマ。




「DVDでも見に行っか!」




相棒Y氏がオレを誘う。




別に見たい映画があった訳じゃない、

ただの興味本位!

どうせ行くなら、M氏行きつけの…





こっちに来ると、日本人が向うコースとして、

いくつか有る。





特別、M氏だけが行きつけと言った訳じゃない、

日本人が必ず向かうDVD屋として有名だ。




そう言うのに、ノルのは嫌いだが…

あまりの暇さに、オレは乗っかった。





ベテランM、相棒N、オレの3人は出発した。





向かった先は…

塘厦の隣町、樟木頭(ザンムトウ)!



「小雨天」というお菓子屋が目印で、

この横の路地を通れば、目的の店が立ち並ぶ







床屋の前で、順番待ちするオヤジ達…

そう!!ここは…




DVD屋
 ↓
床屋
 ↓
DVD屋
 ↓
床屋
 ↓
床屋
 ↓
床屋
 ↓
DVD屋



ってな感じで…不思議な空間である。

とりあえず、店内を散策!


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「お!ハリウッド実写版D.B!!」

もー出てんの!?





こっちのDVD化は、ほんと早い。

もちろんCOPYでしょう!

だから、パッケージが薄っぺらで、チャッチィ~





いろいろ見たが…

買うほどのモノは無い…





じゃぁ!エロコーナーは?




って…何処にも無い!!

あれ??????????





ベテランの同僚N氏に尋ねると…

「たぶん!2階!!」



じゃあ聞こうって事で、

ベテラン同僚が、店員に尋ねる。




すると目の前で、ダンボール箱を開けだした。

「ほんとにコレだけ?」

オレとベテラン同僚が、追及する…







すると、いくつかのカギを持ち出し

付いてコイと言った。



「え!?外!?」



カッカッカッカ…

こりゃー!!!面白くなってきた!!!!




店員に連れられ、ベテラン同僚と外を歩きだした。





床屋
 ↓
DVD屋
 ↓
床屋と…進む…
















すると…














生臭い異臭を放つ…路地裏へと



あゆみだした…


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っと、クセー!!!


なに?!!ッコノ!ニオイ!!??


オエーっつ









奥まで進むと…カギを回し





「ガラガラガラーッ!」




倉庫のシャッターを、半分ほど開け

入れ!と言ってきた…







「!!」









はっは~ん~あっそういう事!


ソイ事ネ!


倉庫内には、大量のエロDVDが陳列されていた。


なるほど…これならバレないか?!





ったく!手間取らせやがって!!





と言っても…別に要らない。

こういうのが好きなだけ。




興味本位で向かった先で…

オレの期待感をアオル。








そう言うのが好きなだけ。

戦場カメラマンチックに、ドキュメントしたいだけ…







しかし、この日の写真は駄作であった…

(写真サイズが何故かいつもより小さくなっていた)





背に腹はかえられない…この激痛がとれるなら…

虎穴に入らずんば、虎児を得ず。





死ぬことは無い。






たぶん!?





むしろ、これで楽に成るはずだ!

(心の中で、そう決断を下した。)




喉の患部に、麻酔をかける…


5分ほど待つと、先のとがった針を取り出した。


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術場の前には、運転手・通訳・通訳の旦那が

雁首揃えて、様子を見ている。



そいつらの表情で、オレの恐怖を駆り立てる…


針を幹部につき当て、間髪入れずに突き刺した!








「ブスッ!!」






痛っ!!!!!!!!!!!!!!!!!!





(麻酔が効いてナイ!)



注射器を、刺した処にあてると

スポイトの様に吸い上げた!




「カラン!」





銀の皿に、注射器をなげた。

横目で見る…

中には、ビッシリと白いものが詰まっていた。



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次にハサミを取り上げた…











(えっ!?まだ…)













ハサミの先を穴に挿すと…














「ジョキンッ!!」






ゥオーッー!!!!!!!!















見つめる三人が声を出しながら目を覆った!

(まったく、いいリアクションしやがる…)





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医者は、洗面所を指差した!


閉じた口のまま駆け寄り、流しに垂れ流した…



$KAMIKAZE ATTACK







…オペが終わると、無意識な感じで

病院の中庭で、点滴を討っていた。






この数日で体重が5Kgおちた…


喉の奥には、忘れられないキズを残した。





$KAMIKAZE ATTACK







-END-



切るのは嫌ヤ! 


なにも日本人が中国で…


(こんな国で切れるかー!)





衝撃の宣告が信じられず、

一旦会社に戻り、作戦会議!!





通訳の意見で国営病院がある、

タンシャ(塘厦)へむかった・・

(最初からそうしろ!ゴミどもが!!)

$KAMIKAZE ATTACK
<伝説のK田病院>



通訳の旦那が、病院で待っていた。


通訳の旦那が顔を利かして、

一番の主治医に見させるって言っている。

(切るのは、冗談であってくれ…)


$KAMIKAZE ATTACK


耳鼻咽喉科に着くと、優先的に診察が始まった。

ここでも、一応オレが努力して作った症状のメモをみせた。





どうやら…直ぐにでも切る必要があるらしい…

院内が、慌ただしくなった。



$KAMIKAZE ATTACK









オペの準備が始まる。









…To be continued