マキノート〜まっきーの麻雀ブログ〜

マキノート〜まっきーの麻雀ブログ〜

最高位戦日本プロ麻雀協会関西本部の牧野伸彦です!

戦歴
2017 協会関西チャンピオンロード 女流スプリントシリーズ 優勝
第42期 最高位戦新人王3位
2017 協会関西チャンピオンロード 新人王シリーズ 優勝
第43期特別昇級リーグ優勝

よろしくお願いします!

Amebaでブログを始めよう!

みなさん、こんばんは。

最高位戦日本プロ麻雀協会の牧野伸彦です。

 

YouTubeで、

赤なし麻雀の牌譜検討会

天鳳

雀魂

打ったりしてますので、是非チャンネル登録お願いします!

 

 

 

 

 

 

というわけで、タイトルの通り、天鳳十段になりました。

 

言いたいことは二つ!

 

麻雀は強くなれる

一つ目はこれです。

僕は最高位戦に入会したときは天鳳は四段でした。そもそも友人と麻雀したり、フリーに行ったりするくらいで、実力なんてものはありませんでした。これが8年前くらいです。

そこから8年もかかったのかよ!って感じですけど、毎日コツコツと牌譜見たり、配信見たり、某ブロマガ読んだり、麻雀プロ仲間と勉強会したり、を繰り返し少しずつ成長した気がします。

この過程であることに気づきました。

「自分は麻雀のセンスの類が全くない」です。

それでも、十段になれたのです。

(九段→十段は圧倒的な運量で昇段しましたw)

ちなみに鳳凰卓東南戦は約1250戦で十段です。

だから、最近麻雀を始めた人、特上卓でなかなか勝てない人、など強くなりたいと思ってる人、大丈夫です!

信じる者は救われます。

継続は力なり、です。

 

十段がゴールではない

二つ目はこれ。

十段というと響きも良く、あの人麻雀強そうって感じがしますよね。

現在天鳳位は19人いて、天鳳ではそれがゴールです。

(もっと言うと天鳳位ですら、ゴールではない。)

長期的な安定段位で結果を残すことも大事なのでは?と思います。

そもそも十段を維持することすら、ずごく難しいのです。

 

それに、最高位戦のリーグ戦で勝つこと、最高位になること、タイトルを取ることに加えて、麻雀プロとして幅広い活動を、など言い出したら切りがありません。自分も今32才で若いとは言えず、「旬」の時期は過ぎ去っていきます。立ち止まってる時間は全くないのです。

自分の雀力を向上させるための努力、配信したりなどで麻雀の魅力や面白さを伝えること、自身の知名度を上げることなどなど、やりたいことはいっぱいあります。

麻雀の実力だけでなく、麻雀との向き合い方や、人間力、トーク力、など応援したいと思ってもらえるような人間になりたい。

 

実際何するの?はあるんですけど、そう思ってるよ、ということが言いたかったのです。(実際何するの?が一番難しい)

 

 

ありがたいことに十段達成のツイートには沢山のいいね、リプライを頂きました。これまでプロ活動してきて多くの方に応援していただけるのは、本当に嬉しい限りです。

勢いよく書きたいことを書き始めたものの、締め方が分かりません。笑

 

というわけで、このへんで!

8/7!B1リーグ第8節!

 

過去のブログは以下から。

 

 

第5節

第4節

第3節

第2節

第1節

 

Youtubeチャンネルもありますので、是非チャンネル登録お願いします!まき☆ラボという牌譜検討を配信をメインに、天鳳や雀魂を打ってたります。

 

チャンネルはこちらから!


前節100以上負けてマイナス域に。このままズルズルいく訳にはいかない。同卓は、三ケ島選手、吉田選手、竹内選手。個人的に山場の節です!

今回は取り上げるシーンが少なめです。


1回戦
三ケ島-牧野-竹内-吉田

東1局
ドラ9pを親の三ケ島がポン。その後は子供ら受けに回って全員ノーテンで流局。悪くないです。

南1局に2000/4000ツモ。

 

その後はジリジリ点棒を削られて最後は3着。

あんまり記憶に残る場面もなく、特に選択の余地もなかった気がする。

1回戦 3着

2回戦
竹内-牧野-三ケ島-吉田

東1局 ドラ9p
バラバラの配牌から丁寧に牌を重ね13巡目にテンパイ。吉田は序盤から国士無双かチャンタ系かチートイツの手組み、字牌の後に7s手出しが
入っているので国士無双は可能性が薄くなった。マンズの上はやや場況が良いことと下家の三ケ島がタンヤオ仕掛けており、そこに通ってないので6m単騎でリーチ。
なんとこれが一発ツモで裏ドラが6m。1本余るハネマンのツモ和了で半荘スタート。

東2局親番 ドラ南

配牌

うおっ!キタコレ!配牌で一盃口が完成していてリャンメンターツもある。
手なりで進めて5巡目にテンパイ。

十分なテンパイだ。吉田がチャンタドラドラで勝負し4sを捉えて12000。5万点を超えた!

東4局 南家 ドラ白
竹内 30000 親
牧野 50000
三ケ島 24000
吉田 15000
大体こんな点数状況

配牌


索子の混一色が丸見え。上家が2着目の親の竹内ということで索子を仕掛け少しでも手を曲げてくれたら良いかなと。安全度と和了やすさの兼ね合いで西はスルーかな。
5巡目に竹内が切る3sをチー。

こんな形に。鳴くのは368sのチーと45sポンかな。西は手に残したいため。
6s、5sと引いて一向聴。

僕の河は混一色一直線の進行のため、配牌の段階でドラの白が対子の可能性はほぼなさそうだが、途中で重なっていれば満貫になるため、バラバラの人は踏み込みにくいか?
9巡目に三ケ島が切った西をポン。
待ちは4s切ってカン8sにすれば一通が付いて3900になるが、ここは和了やすさ優先で9s切っての458s待ちに。

すぐに三ケ島からリーチが入るも危険な牌を押すこともなく三ケ島が4sを掴んで2000点の和了。リーチ棒込み。嬉しい。

南場は加点こそ出来なかったものの点数を守り、トップ!

嬉しい!

 

2回戦 1着

3回戦
三ケ島-竹内-牧野-吉田

東1局 ドラ9p
やたら9pがドラの局多くね?

竹内が5巡目にリーチ。5m→7mとターツを選んでリーチで好形率も高そう。そしてドラの9pを暗槓。これは無理。流局を祈りつつ、オリ。

祈りが通じて(?)流局。

 

この半荘も手が入らず、地蔵も地蔵。

こーゆー時の選択肢が少ないのも課題かもね。


3回戦 3着


4回戦
三ケ島-吉田-牧野-竹内
 

なし!笑

 

4回戦 3着

 

この日は3-1-3-3で+5.1。

まあなんとかなった方か?と思いつつも、自力の無さを感じる日でもありました。

 

 

次は9/4、5の連日開催です。

この二日の結果で、昇級の可能性は大きく変わってくるので、すごく大事な日です。

 

それでは~!!

7/17と7/18は第6.7節の連日開催でした。


7/17の第6節は3334で△74.4負け。着順の割に耐えたという結果で厳しい展開ながらも素点は守った感じ。

自戦記は7/18に行われた第7節の分を書きます!

結論から言うとめっちゃ負けました。あまりにも負けたために正気が保てませんでした。そのためにブログも10日ほどかかりました。

 

過去のブログは以下から。

 

 

第5節

第4節

第3節

第2節

第1節

 

Youtubeチャンネルもありますので、是非チャンネル登録お願いします!まき☆ラボという牌譜検討を配信をメインに、天鳳や雀魂を打ってたります。

 

 

 

前置きが長くなりました。笑

 


自戦記は7/18に行われた第7節の分を書きます!

同卓は三ケ島、鈴木、依田の3人。


1回戦
依田-牧野-鈴木-三ケ島

東1局1本場 ドラ9s

6巡目にリーチ。こーゆー簡単なのが和了れるかで結果が大きく左右するんですよね。
12巡目に鈴木のドラ9s単騎七対子に追いかけられめくりあうも流局。

東2局2本場 ドラ7m 供託2

こんな配牌。

供託もあるので発のみの1500でもOK、トイトイの変化もあるのでポン材は全部ポンする予定。
すぐに出る9pをポン。その後手が進み、

西は2切れの安全牌。自分の捨て牌はかなり濃くなっており、トイトイが本線に見えていそうで他家から役牌はかなり打たれなそうかなと思っていると三ケ島が發切り。三ケ島の河は変則的な切り出しであり、發切りはかなりテンパイに見えるかな~。高い手の場合七対子ドラドラかメンホンか。自分が1500+2000+600のリャンメンテンパイなのでとりあえず全部切る予定。すぐツモ9mでツモ切ると三ケ島のホンイツ七対子ドラドラ12000に放銃。痛すぎだけど結構無理!

その後はテンパイ料で少しずつ加点。

南3局親 ドラ7s
持ち点24000ほどのラス目。
配牌

ドラ1あるし悪くない。リーチは打てそう。役牌とオタ風どっちの字牌から切る問題があるけど、やっぱりリーチが打ちたいから他家に鳴かれないように役牌の發から。比較的競りの点棒状況なので他家にさばかれたくないを重視。
この局は三ケ島はやや変則的な切り出し、鈴木と依田は普通に手を進めていそう。ラス目ということで先制リーチが打てればなんとかなるかという感じ。
意外とツモがかみあい、10巡目にテンパイ。

関連牌は2mが2枚切れ3mが1枚切れ。1m固まってるのも嫌だけど素直に見た目枚数多い方ということで、2m切ってリーチ。

すぐにトップ目の鈴木から追いかけリーチが入る。ラス目親リーチに追いかけるトップ目。。。。これは好形で打点があることが多く、信頼度が高いってやつですね。これは勝率低いなと思いました。
めくりあいは鈴木が6mツモ。メンタンピンツモの1300/2600。これでこの半荘はラス。

2回戦
牧野-依田-三ケ島-鈴木
開局の親番は最後までテンパイせずノーテン流局。東2局は鈴木が2000/4000ツモ。東3局は三ケ島が6000オールと戦えぬまま点棒が削られていく。。。

19000点くらいの3着で迎えた親番。
南1局 ドラ發
配牌

良い!これはタンピン、一盃口、三色なんかが見える。發はドラで重なってもかなり嬉しいのでタンヤオにならない9sから切る。
次にツモ5sでこの形。

これはタンヤオでターツが確定しているので發切り。
次巡ツモ發。これは仕方なし。
手が進んでこの形の一向聴。


7巡目に下家の依田からリーチ。
6m手出し→8sツモ切り→7mリーチとなっていて、58mターツを払ったように見える。58mは悪い待ちでもなく特に払う理由もなさそう。宣言牌の前に切られている8sは7mより安全度が高い牌なので7mは関連しているケースが多いか。となると、25mや58m2度受けのケース、七対子のケースが多そうか?
安全牌をツモきって1発目を凌いだ後、持ってくる5s

筋で3sを切るかワンチャンスの5sを切るか。
依田の捨て牌がやや上に寄っていてペン3sの三色なんかはありえるし、自分の和了も厳しくなるが、3枚あり1枚通せばその後並べてオリる選択も出来る。5s切るともう一枚筒子無筋を打たないと行けないが自分の和了を強く見ることが出来る。
という比較ですが、リャンメン残りは1/2で258mの可能性が高く無筋本数的には見合う範囲であり、ここは5s押し。
次巡ツモ南。南は生牌。
ダブ南シャンポンに打つ事は少なそうだが、七対子だった場合に単騎で選ばれておかしくない。南以外に字牌は1枚切れが4種残っている。
現状は5sが現物で1枚。。。渋々押すとリーチ七対子ウラウラの8000に放銃。
親番でこの手はオリることはあまりないし、リーチはほぼドラ0で見合う手だったとは思います。リードしているという点でもう少し巡目が進んでいればor安全牌がもう少しあればオリの選択になっていただけに。。。

オーラス
3着と15100差のラス目。
8000直撃か倍満ツモで3着。着順アップは厳しいため無理に狙わずにラスは受け入れて素点大事に、だ。
ドラ1sで8巡目

9sが3枚切れで自分も切ってる、1pも切ってる、58sが6枚見え。筒子上はまぁ良さそう?
で3p切り。でツモ8pでテンパイ。

7pが2枚切れ。34sは良さそう。で、三暗刻つけば倍満なるな〜と思って8pでテンパイを外したが、トリダマが良かったなー。
なんと数巡後7pを引きめーちゃ良さそうな58pのフリテンリーチをしたら1発ツモで裏2の4000/8000。
微妙な選択が続いたけど最高の結果になりました。これで3着。まじで耐え。


3回戦

三ケ島-牧野-鈴木-依田

東2局の親で7巡目にドラ4m単騎の七対子をリーチしたら、三ケ島に258mのメンピンドラを追いかけられ1発で掴んで8000の放銃。

オーラス西家
ラス目で12000和了れば3着、3000/6000ツモ2着。

ドラ5s
親の依田が萬子から切って筒子の混一色模様。
ドラの5sを打たれた所でこの牌姿。

5sダイミンカン!?
まぁしないよね。リーツモタンヤオドラ3だもん。
親の依田がポンしている發を加カン。テンパイor一向聴確定。新ドラ3m。
ツモ4mで選択。

萬子と索子は悪くないが筒子は場に高く、親の依田はテンパイか良い形の一向聴のことが多いだろう。68p切りで2枚筒子を切るのはさすがに厳しく、せめて1枚勝負にということで3s切り。ツモ1mでテンパイ。入り目の中で1番最低で、リーチが必要、待ちも良くない。とは言え、リーチ。

鈴木、依田とめくりあうも依田が5pツモの2600オール。
そのままラス。

4着


4回戦

依田-牧野-三ケ島-鈴木

東2局 親 ドラ西
北家の依田が1巡目の白をポン。打5s。
次に打6m、4sツモ切り。
そして東をポン、打5p。
これは無理だ、が第一印象。人によっては役役トイトイを狙って優秀なポン材を重ねにいったり、などバラバラのケースも多くあるだろう。今回仕掛けていた依田が遠い仕掛けが少ないタイプで、役役を鳴いていること、捨て牌からこの局戦うのは厳しいかもと思った。
すぐに平和の一向聴になり、もってくる生牌ドラの西。。。今切るかどうか?
結論、切りませんでした。鳴いている人が違えば切ってる牌でした。合ってるかは分からん。
数巡後依田が3pを、ツモ。

ハネマンの親被り。西切ってれば12000放銃でした。
耐えた~(耐えてない)

東4局にメンタンピン一発ツモ一盃口裏のハネマンをツモる。

南2局 親 ドラ7s
すくすくと手が育ち6巡目に

こんな一向聴に。4sと2pはそれぞれ1枚ずつ切れている。四暗刻はちょっと厳しいかも?三暗刻の36pなんとかでリーチ打ちたい。
10巡目にツモ5p!テンパイ!

少し迷ったがダマ。押さえつけるよりも12000の和了率を少しでも高める選択。12000は3→1だ、デカすぎる。テンパイ直後三ケ島がカン7pのタンヤオドラ3。7pは僕の河にあったのでリーチ棒得したかも?

3着

この日は4343で死ぬほど負け。
展開的にも厳しく、ぶつかったときには高い手を和了られる事が多かった。しかし打ってる時の感触は悪くなくて、展開が厳しい、配牌が厳しい中でも集中して自分なりの最善を尽くせたかなと思ってます。

それでも連日開催で190ほど負け。
私生活に支障が出るレベルです。笑

 



次節は8/7(土)。まだ昇級も狙える位置なので前を向いて頑張ります!