ご訪問いただきましてありがとうございます。
寄せる年波にあらがい、
日々を小綺麗に暮らして行きたい…
と思っているmitowaです。


今日は和装ネタではありますが、
私の中のノスタルジーですね。
過ぎ去った昭和を慈しむ心のお話です。


服やメイクはプチプラで、今年の旬なものを取り入れ、
来年にはまた新しいタイプのものに変えて行く。。。

これはこれで、心の新陳代謝を起こし、
時代の波に乗り、過去にしばられず、
生き生きとした生活に大事!



でも一方で来し方に思いを馳せ、
過ぎた時代を慈しみ
過去に触れ合った人々の暖かさを
次世代に伝える。。。 



これも年齢を重ねるにつれ、
人生の大事なお仕事になる。。。


おばさんになればなるほど、
こーんなしんみりした思いを
持つようになる訳です。



まどろっこしい⁈

ですよね  笑笑


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こちらの草履、
主人の母が大阪に住む義理の姉から
貰った物だと思います。


母は一度も履いていないし、
「こんなのあったかしら?」ぐらいのもん💦
大阪のおばちゃん、ゴメン🙏


譲り受けた私は
「え?なに?カッコいいじゃん!」
「渋っ!粋っ!」
「履きたい!」

と思いました。

本革のろうけつ染の草履だと思います。
昭和の40年代頃ですかね?
流行ったんだろうな〜


でも、経年劣化で皮は固くなり、
鼻緒も痛いー💧


そこで今回鼻緒を交換しました。

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草履の鼻緒をかえることを
すげかえ   と言います。
鼻緒が変えられる事をご存知ない方も
いらっしゃるかもしれませんね。


今時の鼻緒は柔らかい肌当たりなので
楽に履けるようになりました。
足の幅がある私は、靴でしめつけられるよりも、解放されている草履の方が実は楽です。



私のこだわりは
「前つぼ」が
どうしてもが良かったのです。
足袋の白と合わさると…


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可愛い❤️って思うのです。




和装は本当に特別なものになってしまいましたが、
二世代遡れば日常着だったのです。
当時の履物が今も履ける!
靴ならばあり得ないですよね。


私の会ったことのない亡くなったおばが、
義理の妹にあげた草履、
ウン十年後に甥っ子の嫁が
履いてるなんて!


天国でおったまげー
…かしら?


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自己満足かもしれませんが、
わたしに繋がる人達の
息吹きを感じられる気がするのです。


あ〜歳とった!
20代じゃあこんな気持ちにならないわー😅


こんなオシャレが出来る
日本人に生まれて良かった…
って思います。