母は子供のころ、
お豆腐をおなかいっぱい食べたいから、
豆腐屋になりたかったんだそうだ。
かわいい
母の住んでいた村では、
豆腐はたまにしか作っていなかったんだってー。
今はスーパー行けば買えるのにね。
そういえば、今は廃れた文化で
「リアカーひいたお豆腐売り」と
それを買いに鍋をもっていく・・・というのがあったらしい。
らしい・・・というのは、
ドラマか何かでしかお目にかかったことがないからだ。
今の子に言ったらきっと驚くだろう。
もう20年近く前になるのか・・・
朝のヒーロー番組で、
お豆腐を買いに行く主人公がいた。
超絶イケメンなころの水嶋ヒロだ。
朝からいい目の保養であると同時に、
「食育」が裏テーマにあるのでは?と思う番組だった。
わたしはすっかりヒーロータイムから離れてしまったが、
子供向けな振りして、
「おもちゃを売るという使命」だったり、
役者たちが役を作り上げるというロマンだったり、
作り手の壮大な遊びを感じる素晴らしい媒体であった。
あれを見て、
「オレもあんな格好よく豆腐を買いてぇ!」
そう思った男児はいるだろうか。
わたしはすでに大人だったので、
カッコいい戦闘シーンや
飛んでくる虫型の何かをつかんだ変身シーンよりも、
人間ドラマのほうが印象に残っている。
この記事で書いたこととか↓
豆腐を買いにいく主人公は、
最初「何こいつ」だったが、
今では超絶格好よく思う・・・