「緊急事態宣言」をめぐって、
政府と小池さんの綱引きが続いてるようですが、
とりあえず、そういうことはさておいて、
このご時世においても、今年、東京オリンピックはやるべきだ、
と言ってる人たちがいます。
なぜでしょう。
ここで、ちょっと世界の現実を見てみましょう。
日本でも、そりゃコロナで大変ですが、
日本の感染者25万人、亡くなった方3500人に対して、
世界の感染者8500万人、亡くなったのは200万人、と
まるでレベルが違う感染の脅威なのです。
こうした中、
今年の7月から、いくら東京五輪をやると言っても、
あと7か月で、世界各国が選手選びをやって、
そして、五輪に向けてトレーニングをやっていけるのか、
世界は、とてもとても、それどころではない、
というのが現実であり、事実上、不可能なんだろうと思います。
確かに、選手にしてみれば、
オリンピックには出たい、
今回の箱根駅伝を見ても、この過酷な状況の中、
大会が開催されて、そこで走れること自体が、
いかに喜ばしいことか、という選手の気持ちはわかります。
でも、オリンピックは、世界が舞台なのです。
開催においては、巨額な“ワイロ”が動いたともいわれ、
その利権を握っている人たちにとっては、
何がなんでも東京五輪が必要なんでしょう。
特に、利権を一手に牛耳ってきた電通などは、
“投資”した分を取り戻さないと、大変なことになるんでしょう。
「東京五輪をやるべきだ」と動いてる人たちは
「企業論理」で動いてる、いや動かされているんですね。
電通のエラい人たちが、
心の底まで悪い人だとは思いません。
「鬼の10訓」だか知りませんが、
とことん利益を求めるという姿勢はわかります。
でも、残念ながら、今回に関しては、相手がウイルス、
人類自体が脅かされてる難敵なのです。
そろそろ、潔く、開催をあきらめるときです、そう思いますよ。