「いらんことしい」という言葉があります。
不必要なことをすることで、
私は小さい頃からよく言われていました。
全体がうまくいってるのに、なぜか自分では意識せず、
不必要なことをして、全体を気まずくさせるのです。
そういう人、いますよね。
さて、イランの話です。
暴れん坊大統領トランプさんが、
今度はイランにケンカを売りました。
辞めると約束したはずの核開発を、
秘かにやってるだろうと、イチャモンをつけたのです。
とにかく、前任のオバマさんがやったことが
お人好しで、イランにいいようにされてるのが気に入らない。
長い時間をかけて協議をし続けて、
やっとイランが友好的になり、
石油も大量に輸出するようになったのに、
それをちゃぶ台返ししようというのです。
これは、これから協議する北朝鮮に対して、
約束を違えて核開発をすると、こうなるという
事前の釘差しという面もあると言われていますが、
それにしても、石油の危機が危惧されるわ、
株価はドン下がりするわ、でいいことはありません。
さらには、戦争だって起こりかねないのです。
イランは、中東のアラブ人と違ってペルシャ人であり、
イスラム教でも、多数派のスンニー派と対立するシーア派です。
中東において、何かと異質なイランが、
サウジアラビアとは事を構えるし、
イスラエルとは不俱戴天の仇と言われています。
トランプさんの宣言を受けて、
さっそく紛争地でミサイルが飛び交い始めました。
ヨーロッパ諸国は、トランプさんの決定に反発してますが、
イラン国内では、アメリカと戦えという強硬派が、
勢力を増してきてるともいいます。
混沌としている中東情勢に、
また不安定要因が増えたということでしょう。
はたして、トランプさんは「いらんことしい」なのか。
まったく余談を許さない“世界の火薬庫”です。