南北首脳会談の余波 | 松下げんき産業のブログ

松下げんき産業のブログ

まず自分が元気になる。

歴史に残るであろう南北首脳会談。

微笑みを絶やさない韓国のムンさんと、

満面に笑みをたたえた北朝鮮のキムさんと、

手を握り合ったり、抱き合ったり、

見ててホッとしました。

 

キムさんの一時しのぎの戦略だとか、

これまで何度も裏切ってきたので信じられないとか、

本当に「非核化」できるのか、これからの実行次第とか、

うがった見方はいろいろ出来るんでしょうが、

スタート地点に立ったということで、

まずはヨシとしておきましょう。

 

さて、「非核化」を目指すというアメの代わりに、

北朝鮮は何を得たのでしょうか。

おそらくは喫緊の課題である経済制裁の解除と、

同胞である韓国からの経済援助です。

国民が食うことすらままならない状況に、

さすがのキムさんも頭を下げたということでしょう。

 

そもそも、こういう会談まで持たれるようになった原因は、

北朝鮮が、核を開発したり、

それを乗せて飛ばすミサイルを開発したことです。

強い国になることが、先祖代々の悲願だったのかもしれませんが、

国民の苦境を顧みることなく、

国際世論の風圧も跳ね返し、

多大の金と労力を投じて、開発に邁進したのでした。

 

それを今回、断念することによって、

経済的な援助を受けようとしてるわけですが、

逆な見方をしてみれば、

最貧国も、国民を犠牲にしてでも核開発をすれば、

それを人質にして援助を受けられる可能性があるということです。

それを真似する国が出て来るのではないか、と

一瞬、心配になりました。

 

「非核化」そのものが、そうそう順調に行くことはないだろうと、

おおかたの予想するところでしょうが、

北朝鮮のやり方に学ぶ国が出て来るかも、という

思わぬ余波も計算に入れる必要があるかもしれません。

はたして、歴史の分岐点になりえるか、

いろいろな意味で、重要な今後の展開となりそうです。