ブログネタ:会ったことのある有名人
参加中
本文はここから
かれこれ30年ほど俳句を習っている母に 母が知ってる俳句の人間関係図をみせてもらった。
人間関係図 っていうか それはまるで 家系図のような人物表で
その頂点にいるのが
正岡子規
たった30数年の人生で そしてそのほとんどを不治の病と対峙しあった人生の中で
芭蕉や蕪村ら 江戸時代の俳句を分析し 分類し 形式化し さらには
入ってきたばかりの野球を愛し 和歌も短歌も分類し
なにより 不如帰(ほととぎす)という俳句雑誌を作った挙句
ものすごい数のお弟子さんを育てたスーパーマンだった。
国語便覧の一ページで学んだ 夭逝の天才は なんだか人間としてものすごく
偉大な若者だったのかぁ といまさらながら感動してしまった。
そして その彼の偉業を受け継ぎ次世代に続けた人が 高浜虚子。
どちらも名前は知ってたけれど 役どころとか人生は知らなかったわ~~。
高浜虚子がホトトギス派を継承したわけの説明に
大親友の俳人の許婚を略奪し その大親友が自由俳句を推奨してる一派だったから
対抗して子規の俳句を続けた みたいな紹介文があった。
やべえええええ オレの妄想列車が突っ走る 笑
数世代前の文学者って ほんと ノンモラル 笑
創作者としては最高だけど オトコとして ほんと 最低~~ってな人が多すぎて笑える。
そして 胸が躍る 笑 大好きこういう話!!!
浮気ひとつしたことのない母が
●●っていうこの有名な俳人の跡は本妻の子供が継いで
あ でもね この人の最後を看取ったのは愛妾だったらしいんだけどね
とかいう 艶かしく淫靡で身勝手なオトコのドラマを語るのが なんだかミスマッチで
うっかり一時間以上も 講習を受けてしまった。
そして 昔の文人 俳人の共通項がもうひとつ。
旧藩士出身のどこぞのお坊ちゃま 笑
ワタシが一番好きな俳人は 種田山頭火。 こちらは変人。
母が見せてくれた 正岡子規財閥には属していない無所属らしく 名前はなかった。
なんの世界でも あたしってアウトローが好きなのね 笑
そういえば 手塚治財閥の漫画家一覧ってのが昔あったんだけど
ワタシが敬愛する漫画家 数名が枠外に乗っていたことがあった。
マイノリティーな趣味なので 多数決では負けるもの好きだけれど
自分が愛してやまないものに 誇りとさらなる愛情を注ぎながら生きる。
それが 今年の目標です。