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昨日 近所の大型スーパーに行ったら 地元の名産品紹介コーナーが。
そこで こんなのを見ました。
わかるヒト いる???
これ 茹でた繭だって。 中にはもちろん サナギがいるのよ。
繭から糸を巻き上げていくと 段々すけていくんだけど 虫がいた。。。
10個くらいの繭から糸を出して それをくるくると一本にしながら
こちらの『座繰り器 ざぐりき』 っていうので巻いていました。
手作業。
ワタシが生まれ育った街 八王子は 織物の街だったのよね。
ワタシが子供の頃は まだハタヤさんってあったし 工場もあった。
昔から住んでる土地持ちのお大尽は たいがい元ハタヤさんって言うくらい
羽振りのいい仕事だったみたい 笑
農家には 養蚕農家もたくさんいたって習ったし 桑畑ってのも見て育った。
小学校では 必ず養蚕体験をしたしね。 ← 今でもあるのかしらね??
養蚕については こちらリンク
したので 勉強したい方はどうぞ。
今は農家がやってるんではなく、 こうした日本の原風景を守っている方たちは
工房 と看板を掲げて技術を守りながら 仕事を確立してるようです。
こういった技術が生き延びるのは どうしてもデザイン性ってのがないとっていう
時代だと思う。 技術と芸術が融合を求められてる時代。
絹。 シルク。 生糸。
天然の高級品である品物の原材料は 虫だってことを改めて見て
子供になんて説明するのか戸惑ったワタシ。。。
気付いたら シルクのものを 持ってないんぢゃね??? スカーフ以外・・・
アジアンなワタシ。 タイシルクばっかぢゃね????
そうだ八王子を取り込もう なんて思ってしまった。
今回のイベント企画者が読んだら しめしめって思うようなみみぴなのでした。