映画音楽作曲家の
エンニオ・モリコーネが
亡くなった。
91歳だった。
ミミが
その名を知ったのは
1985年に放送された
NHKの『ルーブル美術館』の
テーマ曲
『永遠のモナ・リザ』
を聴いてからだった。
格調高く荘重な旋律は
わずか1分57秒であるのに
まさに
『ルーブル』の雰囲気そのもの
「うわー 何て素晴らしい曲なん 」
初めて聴いた時の
衝撃は
大きかった。
当時
旦那さんがカセットテープで
録音してくれたのを
何度も何度も
聴いたものだ。
ある日
テレビで見ていた
マカロニウエスタン
「夕日のガンマン」。
クリント・イースト・ウッドと
リー・ヴァン・クリーフが
超カッコ良かった
印象的な
口笛で始まる
野性的なこの曲は
まさしく
映像とピッタリ
作曲者は誰かな と
思ったら
なんと
エンニオ・モリコーネの
名がクレジットされていて
これまたビックリ
クラッシックを思わせる
『ルーブル美術館』と
あまりにも違う
野性的な曲調であった。
そして
世界的な名声を
確固たるものにした
作品と評価された
『ニュー・シネマ・パラダイス』 の
音楽担当が
これまた
エンニオ・モリコーネ。
映画自体も
大ヒットしましたね。
哀愁漂う曲を
耳にする度に
今も
トト(主演の子役)の顔を思い出します。
その他
歴史映画『ミッション』
グラミー賞を受賞した『アンタッチャブル』
『天国の日々』
『ミッション』
『バグジー』
『マレーナ』
2003年のNHK大河ドラマ『 武蔵MUSASI 』 …などなど
数えきれない
映画音楽を残しています。
受賞歴も
2007年、第79回アカデミー賞の名誉賞受賞
2016年、米映画『ヘイトフル・エイト』でアカデミー賞作曲賞受賞
2017年、イタリア共和国功労勲章受章
2019年、旭日章受章
まさしく巨匠。
大成功の
音楽人生でした。
天国でも名曲を書いてください。
ご冥福をお祈りいたします。
ルーブル美術館より 『永遠のモナ・リザ』