40年くらい前の話です。
長男は出産してすぐくらいから
アトピー性皮膚炎を発症しました。
当時、保健所は
乳製品を摂るようにと
猛烈に勧めていました。
(現在の保健所は、乳製品をあまり勧めていません。)
今のようにインターネットのない時代です。
保健所の指導よろしく
毎朝ヨーグルトを食べ
コーヒーを控えて、牛乳をよく飲んでいました。
そうして、出産したら
子供はアトピー性皮膚炎に罹っていたのです。
「かゆい、かゆい…」と言いながら
皮膚をかきむしる子供の姿を見ると
可哀そうで仕方がありませんでした。
まずは、医者に行き、
処方された軟膏(ステロイド剤)を塗り、飲み薬を飲ませる。
ステロイド剤は副作用が強いので
加減しながら使いました。
その頃住んでいた家の近くに
自然食品のお店があり
お店の人に相談したり
調味料(味噌、醤油、塩)やお菓子など
食料品を市販のものから替えていきました。
一番変えたのは
卵料理をほとんど作らなくなった事と
牛乳の代わりに、いりこや干しエビなどを食べさせました。
かゆみとの戦い が
いつまで続くのかと
思い悩む日もありました…
でも
5歳くらいになる頃には
かゆみがほぼ治まりました
ほっと胸をなでおろしたのは
言うまでもありません
今、長男は
アトピーで食べられなかった
卵が大好物です