K・短編小説【この感情の名前を俺は知らない】(伏見×八田)#1 | 浅葱色の空の下。

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薄桜鬼に見事にハマってしまったアラサーのブログです。
拙いですが、お話描いてます。
まだゲームはプレイしてません!色々教えてやってください。

少しずつフォレストにもお話を置いていっています。お楽しみいただければ幸いです。


悩んでたら間に合わなかったよ、



猿祭(ノДT)



本日昨日は今期私が嵌りに嵌ってるアニメ『K』のキャラ、


伏見 猿比古くん(CV:ちゃんまもby杉田氏)の誕生日でした~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


他にも見たいアニメはあるんだけどね、そっちまで回らないの;




でね、第5話の伏見がすんごく良くてね!!!(私好みって意味)


いや~、あれは凄い。


ってかこれ思いっきりべーえるじゃん。と。


『K』は全ての萌えにあてはまりそうなアニメです、はい。(あくまでみふゆ主観)




でね。

書いちゃいました、べーえる(●´ω`●)ゞ



薄桜鬼でもまともなべーえる書いたことなかったのにwwww




もっと細かく書きたかったんだけど、今日一日じゃこれが限界でしたね。


会話形式な部分もありますが、広い御心で許してやってください。



そして一応、軽く(一応軽いはず、うん)エリョなこともしてますので、


18サイいってない人は見ちゃダメですよ。


見た後での苦情なども受け付けません。



キャラ崩壊必至。


設定捏造。


べーえる。


ネタバレもあり。




八田美咲(男)視点でお話は進みます。全3話。




それでも宜しい方だけどうぞ。









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最初はそんな感情などこれっぽっちも持ち合わせてなんていなかった。



焼きつくように熱い肌と焦がれるような想いに触れたとき、それは確信に変わる。



知りたくはなかったこんな感情。



離れた今でも燻るようなこの想いは鬱陶しくもある。





そんな中、俺達は再会した。













最近新しいメンバーが入った。


店の隅を見れば、そいつは気だるそうに椅子に座ってハンディフォンを弄っている。



十束「八田は彼と会うのは初めてだったね。彼は伏見猿比古。伏見、今いい?」


顔を上げる伏見猿比古。

十束さんが律儀に俺に紹介しようとしてくれてるが、普通は下のもんから俺のとこにくるんじゃねぇのか。


十束「彼は八田美咲」


八田「よう」


伏見「…す」


八田「てんめぇ!!!それが上のもんに対する態度か!!!ここじゃ俺の方が先輩なんだよ!!!」

俺がそいつの胸倉を掴めば、顔を逸らして呟いた。


伏見「…めんどくせぇ」


八田「ああ?!」


十束「まぁまぁ、二人とも」


八田「十束さんは黙っててください!!」


伏見「ねぇ、アンタ強いの?」


八田「ああ?」


伏見「強いかって聞いてんだよ」

薄い笑いを浮かべながら聞いてくるコイツ。

強さってやつを教えてやるか。


八田「強いに決まってんだろうがよ。俺が吠舞羅じゃ特攻隊長だ」


伏見「へぇ…。じゃあ僕に付き合ってくださいよ、八田サン」


八田「上等だぁ」

俺は伏見を引き連れて店を出た。





十束「あーあ、行っちゃった。どうしようか」


草薙「んー、仲良ぅしろとは言わんけど。初っ端から犬猿の仲っぽいなぁ。尊どうする?」


周防「…ちょうど暇してたとこだ。十束、お前も来い」


十束「じゃあ行ってくるね~」


草薙「ま、尊行くなら大丈夫やろ」










廃墟ビルが並ぶ地帯。

その中にある更地で向かいあっていた。



「てめぇのその根性叩きのめしてやるよ」


「へぇ、やってみれば?」



そうして伏見とのタイマンが始まる。


接近戦では体術が基本となる俺だが、伏見はナイフだった。


だらしなく弱っちく見えていた伏見が戦いが始まると目の色を変えた。


戦いに飢えた目。


強さに飢えた目。




―おもしれぇ。



小さく笑った俺は力を織り交ぜながらも攻撃をし、

伏見も攻撃をかわしながらも俺を攻め立ててくる。



伏見「どうした?息が上がってきたんじゃないの?」


八田「うるせぇ!!お前だって肩で息してんだろうが。根暗野郎が」


伏見「根拠のない呼び名は止めろよ?」



肌で感じたもの。


こいつは強い。雑魚なんかじゃねぇことはわかった。



執拗な攻めに苛立ちを募らせていると、伏見が突然戦闘態勢を止めた。



八田「どうした?この八田様の力を思い知って諦めたのか」


伏見「アンタの実力はもうわかった。俺より格下だってこともな」


八田「ああ?何だと!もっぺん言ってみろ、ゴラァ!!」


伏見「何度も言ってやるよ、お前は俺より格下だ。美咲」


八田「…てめぇ、今なんつった!!」


伏見「何度も言ってやるよ。お前は俺より格下だ。美咲」


八田「てめぇ!下の名前で呼ぶんじゃねぇ!!!それに俺はお前より格上だ、猿!!!」


伏見「へぇ…。下の名前ねぇ…。じゃあ俺を打ちのめしてみろよ、みぃーさぁーきぃ~」


八田「てんめぇ!!!!!」



その時、俺達の周りを炎が包んだ。


この炎は…。


八田「尊さん!」


伏見「ちっ…」


十束「はいはい、二人ともその辺にしとこうか。二人が強いのは充分にわかったし。ね、尊」


周防「…行くぞ」


八田「うっす!…今度覚えてろよ、猿」


伏見「また遊んでやるよ、みーさーきー」


八田「てんめぇ!!!」


十束「ほらほら、行くよー」



さっきまでの表情はなく、心底めんどくさそうな伏見を睨みつけながら
周防さんと十束さんの後を付いて行った。











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