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第1話はこちらから→★
かなりのお目汚しです。
それでも宜しい方はどうぞ。
雨の日。
沖田が美桜の家に訪れた時には玄関に先客がいた。
「君の父上がいなくなった今、もう君がここにいる理由はないだろう。
今の京は物騒だし、女一人では尚更危ない」
「はい…心配して下さってありがとうございます。
でも私はまだここに…」
「いい縁談がきているんだ。
今まで苦労した分、君は幸せにならなければいけないよ」
「…」
「また来るから今度はいい返事を聞かせておくれ」
「…はい…」
美桜の親戚であろう男を見送ってから玄関に向かうと
美桜は玄関に座り目を臥せていた。
「こんにちは」
「総司さん!」
沖田の姿に驚く美桜。
「雨の中来て下さったんですか?お身体が冷えてしまいます。
どうぞ、お部屋に…。熱いお茶を用意しますね」
立ち上がった美桜の後ろ姿を沖田は強く抱き締めた。
「総司さ…」
「僕を置いていくの?僕の気持ちはどうなる?
君がいなくなったら、僕は…」
耳のすぐ近くで聞こえる沖田の声に美桜は熱を持った。
「私は…ここを離れる気などございません。
ここで総司さんを待っていられる存在であること…
こんなに嬉しいことはありませんから」
美桜の言葉に沖田の抱き締める力が強くなった。
互いの目が会い、
互いの唇が軽く触れ合う。
もう一度互いの目が会い、
今度は深い口付けを交わす。
「…ゃ!」
よろめきそうになった美桜を支え、美桜を両の腕で抱える沖田。
「雨もしばらく止みそうにないね」
沖田は玄関の外に目をやる。
「何だか雨で身体が冷えたみたいだよ。
君が温めてくれる?」
頬を染める美桜に微笑む。
そのまま奥の部屋へと消えていった。
二人の甘い声は強くなった雨に溶けていった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
。。。うう。
エリョ書けないよ。。
エリョ描けないよ。。。
エリョを期待していた方に
全力でお詫びします!m(_ _ )m←
エリョを描ける素敵ブロガー様たちを改めて尊敬しまっす!(`・ω・´)ゞ
「雨もしばらく止みそうにないね」
沖田は玄関の外に目をやる。
えーっと。沖田くんは外にいるであろう山崎くんを牽制していますwwwww
| 壁 |д・)
『覗き見はここまでね』
『バレテーラ(・∀・)』
毎度のお目汚し&キャラ崩壊申し訳ありません。
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本当に嬉しく思っていますし、励みになってます。
ありがとうございます!m(_ _ )m
みふゆ