薄桜鬼・妄想小説【花吹雪】第6話 | 浅葱色の空の下。

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薄桜鬼に見事にハマってしまったアラサーのブログです。
拙いですが、お話描いてます。
まだゲームはプレイしてません!色々教えてやってください。

少しずつフォレストにもお話を置いていっています。お楽しみいただければ幸いです。

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第1話はこちらから→


かなりのお目汚しです。

それでも宜しい方はどうぞ。














雨の日。

沖田が美桜の家に訪れた時には玄関に先客がいた。



「君の父上がいなくなった今、もう君がここにいる理由はないだろう。

今の京は物騒だし、女一人では尚更危ない」


「はい…心配して下さってありがとうございます。

でも私はまだここに…」


「いい縁談がきているんだ。

今まで苦労した分、君は幸せにならなければいけないよ」


「…」


「また来るから今度はいい返事を聞かせておくれ」


「…はい…」



美桜の親戚であろう男を見送ってから玄関に向かうと

美桜は玄関に座り目を臥せていた。




「こんにちは」


「総司さん!」

沖田の姿に驚く美桜。


「雨の中来て下さったんですか?お身体が冷えてしまいます。

どうぞ、お部屋に…。熱いお茶を用意しますね」


立ち上がった美桜の後ろ姿を沖田は強く抱き締めた。


「総司さ…」


「僕を置いていくの?僕の気持ちはどうなる?

君がいなくなったら、僕は…」


耳のすぐ近くで聞こえる沖田の声に美桜は熱を持った。



「私は…ここを離れる気などございません。

ここで総司さんを待っていられる存在であること…

こんなに嬉しいことはありませんから」



美桜の言葉に沖田の抱き締める力が強くなった。



互いの目が会い、

互いの唇が軽く触れ合う。



もう一度互いの目が会い、

今度は深い口付けを交わす。




「…ゃ!」

よろめきそうになった美桜を支え、美桜を両の腕で抱える沖田。



「雨もしばらく止みそうにないね」

沖田は玄関の外に目をやる。



「何だか雨で身体が冷えたみたいだよ。

君が温めてくれる?」

頬を染める美桜に微笑む。



そのまま奥の部屋へと消えていった。



二人の甘い声は強くなった雨に溶けていった。








◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇







。。。うう。


エリョ書けないよ。。

エリョ描けないよ。。。




エリョを期待していた方に

全力でお詫びします!m(_ _ )m←




エリョを描ける素敵ブロガー様たちを改めて尊敬しまっす!(`・ω・´)ゞ






「雨もしばらく止みそうにないね」

沖田は玄関の外に目をやる



えーっと。沖田くんは外にいるであろう山崎くんを牽制していますwwwww



| 壁 |д・)


『覗き見はここまでね』


『バレテーラ(・∀・)』







毎度のお目汚し&キャラ崩壊申し訳ありません。


こんなブログですが、温かいコメントや読者登録、ペタなどしてくれる方が何人かいてくださって

本当に嬉しく思っていますし、励みになってます。

ありがとうございます!m(_ _ )m





みふゆ