M.I.Consultingのブログ -4ページ目

「個」と「組織」 融合の強み

かつて「組織」偏重だった日本のビジネス文化は、

バブル崩壊後「個」に重点が置かれるようになった。

「一流の会社だって何が起こるかわからない時代、、、」

なんてセリフが常套句になった。



評価は組織評価から個人評価へ、忠誠心主義から成果主義へ。

採用は学歴(大学)採用から個人採用へ。

書店にならぶビジネス書は年々自己啓発本、資格取得本、

スキルアップ本の陳列が増え、

各種ビジネスセミナーの参加者はコスト削減によって社用族が減る一方、

個人として参加するビジネスマンが増える。



今や無くてはビジネスにならないWEBも同様に「個」に大衆の関心は集まる。

会社運営の“自社サイト”や“ポータルサイト”のような情報発信WEBの価値は薄れ

IT投資に見あう反響・成果をなかなか得ることができない一方で、

「個」が発信する情報源である“Twitter”“ブログ”“YouTube”

そして先日日本語版がリリースされた“Ustream”などの反響が急上昇している。



まさに、評価される対象は「組織」から「個」へと変わる時代。

自己啓発本の2冊に1冊は「組織に依存しては生き残れない時代、独立精神を持て」

などと、景気や時代の流れを背景に最もらしく書かれる。

読者は、自分1人でもなんとか生きるための知識・知恵を身につけようとし、

一方で一生勤め上げるつもりのない組織や会社に対するロイヤリティは低下する。




本当に、、、それが正しいのか??



毛利元就の『3本の矢』の話は過去の物語なのか??




そんなことはないんじゃないか、と思う。

私には、、、組織の強みをうまく活かしきれていない企業がどんどん増えている、

というように見える。


「組織の強み」を「個」に落とし込む、というのが時代には合わないのであって、

「個の強み」を「組織」にすれば、、、「個」を重視した強い「組織」を

作っていくことができる。



こんなことは、松下幸之助や本田宋一郎の時代、

何十年も前から言われていることで、

言うのは易し、行うは難し、なのだが、、、



「個」と「組織」が融合することによる強みを、

肌で感じるくらいわかりやすく実現してみたい、と思う。



1人が発信するよりも、複数人が発信するソーシャルメディアの

情報の質や量、面白みなどにチャレンジしてみたい。


                          熊本 伊織