農業参入のススメ Vol【1】
現在までに私が行ってきたアグリビジネスコンサルティングと、
今もなおクライアント企業と共に進めている
アグリビジネスの実践現場の様子を少し共有してみたい。
企業のアグリビジネス参入の初期は、
必ず4つの領域のキープレイヤーと接触して関係を構築するところから始まる。
“官(国、自治体)”
“農(地元生産者、生産法人)”
“学(大学、研究所)”
“民(食品関連企業、リサイクル関連企業)”である。
私が常々交流しているキープレイヤーの中から
その企業の地域、規模、ビジョンに適した人脈を選択し、
アグリビジネスに参入するクライアント企業と共に、
我々のビジョンやアグリビジネスへの取組み内容やその思いを伝え、
彼らに「仲間」になってもらい、アグリビジネス立上げの成功を加速させる。
飲み屋では「これからは農業ですよね」なんて言っているだけのうちには
決して会うことのできなかった県議会上層部、大学教授、NPO団体、
先進的なリサイクル企業、農教育を進める自治体や私立学校、
メディアでも著名な有力農業法人の社長、などとどんどんつながっていく。
漠然と描いた「アグリ関連の新規事業立上げ」という戦略に息が吹き込まれ、
大きな可能性を帯びる生きた事業としてゴロンゴロンと動き始める。
気付けば、自社はひとつの社会的事業の中心にいる。
数か月前までは、モノを仕入れて、加工して、売って、また仕入れて、
値引きして、値引かれて、というようなメイン事業に奔走していた企業が、
住民に、そして地域に応援される企業として輝き始める予兆を実感する。
私は、このようなことをお手伝いできることに意義を感じ、
文字通り「古今東西」、全国を飛び回りながら毎日を送ってきた。
新しい取組みに対して少々ネガティブな自治体担当者からは
煙たがられるような計画も、数カ月後には銀行や県議会が応援してくれるという
早いスピードの立ち上がりに、クライアント企業も私も一喜一憂しながら事業を進める。
とても夢のある、そして将来事業としても魅力ある事業。
誰にとってもメリットがあり、そして誰も損をしない事業を、
地域と一緒になって立ち上げていく、という取組み。
ところが、、、この勢いのまま事業が進展していくのかというと、そう簡単ではない。
アグリビジネスの収益化までには、
アグリビジネス参入初期には全く想定しなかった無数の障害にぶつかる。
これまでにクライアント企業と私がぶつかってきた障害のいくつかを挙げてみたい。
・・・少々長くなってきたので次回へ。
アグリビジネスは、成功モデル・収益モデルのルール化、模倣はまずうまくいかない。
成功している彼らの背景は、企業参入モデルでは決してまねることができないことが
多すぎる。
大切なのは、失敗をしない方法を知っておくこと。
次回は「失敗のルール化」という視点から綴り始めてみたい。
熊本 伊織
今もなおクライアント企業と共に進めている
アグリビジネスの実践現場の様子を少し共有してみたい。
企業のアグリビジネス参入の初期は、
必ず4つの領域のキープレイヤーと接触して関係を構築するところから始まる。
“官(国、自治体)”
“農(地元生産者、生産法人)”
“学(大学、研究所)”
“民(食品関連企業、リサイクル関連企業)”である。
私が常々交流しているキープレイヤーの中から
その企業の地域、規模、ビジョンに適した人脈を選択し、
アグリビジネスに参入するクライアント企業と共に、
我々のビジョンやアグリビジネスへの取組み内容やその思いを伝え、
彼らに「仲間」になってもらい、アグリビジネス立上げの成功を加速させる。
飲み屋では「これからは農業ですよね」なんて言っているだけのうちには
決して会うことのできなかった県議会上層部、大学教授、NPO団体、
先進的なリサイクル企業、農教育を進める自治体や私立学校、
メディアでも著名な有力農業法人の社長、などとどんどんつながっていく。
漠然と描いた「アグリ関連の新規事業立上げ」という戦略に息が吹き込まれ、
大きな可能性を帯びる生きた事業としてゴロンゴロンと動き始める。
気付けば、自社はひとつの社会的事業の中心にいる。
数か月前までは、モノを仕入れて、加工して、売って、また仕入れて、
値引きして、値引かれて、というようなメイン事業に奔走していた企業が、
住民に、そして地域に応援される企業として輝き始める予兆を実感する。
私は、このようなことをお手伝いできることに意義を感じ、
文字通り「古今東西」、全国を飛び回りながら毎日を送ってきた。
新しい取組みに対して少々ネガティブな自治体担当者からは
煙たがられるような計画も、数カ月後には銀行や県議会が応援してくれるという
早いスピードの立ち上がりに、クライアント企業も私も一喜一憂しながら事業を進める。
とても夢のある、そして将来事業としても魅力ある事業。
誰にとってもメリットがあり、そして誰も損をしない事業を、
地域と一緒になって立ち上げていく、という取組み。
ところが、、、この勢いのまま事業が進展していくのかというと、そう簡単ではない。
アグリビジネスの収益化までには、
アグリビジネス参入初期には全く想定しなかった無数の障害にぶつかる。
これまでにクライアント企業と私がぶつかってきた障害のいくつかを挙げてみたい。
・・・少々長くなってきたので次回へ。
アグリビジネスは、成功モデル・収益モデルのルール化、模倣はまずうまくいかない。
成功している彼らの背景は、企業参入モデルでは決してまねることができないことが
多すぎる。
大切なのは、失敗をしない方法を知っておくこと。
次回は「失敗のルール化」という視点から綴り始めてみたい。
熊本 伊織