映画情報サイト「シネマトゥデイ」では、週替わりで名作映画が無料で見られます。
今週は、5/7まで「市民ケーン」が無料配信。
「市民ケーン」は、オーソン・ウェルズの初監督作品、主演もしています。
かなりおもしろかったです。実際のモデルがいて、上映の妨害などもされたようですが、「バラのつぼみ」の謎を探すサスペンス仕立てのような物語に引き込まれますし、有り余るお金の使い道を間違う(?)ところは、人生には使うだけのお金があれば十分なんだなあと、自戒の念を抱かせるし、考えさせられるものです。
立体的で奥行の感じられる映像が、物語をよりリアルにしているし、撮影方法もおもしろいので、2時間でもあっという間、飽きずにおもしろく見ました。
今年のアカデミー賞の作品賞にノミネートされ、美術賞や撮影賞を受賞した「Mankマンク」の関連作品とのことで、「市民ケーン」は映画名を知っていたくらいだったので、興味深く見ました。
「Mankマンク」は、ケーンーマン・マンキウイッツ(マンク)が、オーソン・ウェルズに依頼されて「市民ケーン」の脚本を書いたけど、クレジットされなかったのはなぜ?というお話のようです。
「市民ケーン」を見ていない人は見ておくと、見たことある人はもう一度見直すと、「Mankマンク」がよりおもしろく見られそう。
「市民ケーン」は1941年公開のモノクロ作品、「Mankマンク」も、モノクロ(白黒)映画。1940年代の映画のように作ったそうです。
「Mankマンク」を劇場で見るのが楽しみです。劇場で見たい映画がいっぱいだー。