今日、私の好きな
「プロフェッショナル ～仕事の流儀～」を
観たあとに始まった番組。
何となく流れで観てたのですが
全盲ろう者という
目が見えない耳が聞こえないという
障害を持ったある教授のドキュメンタリー。
東京大学の教授である
福島智さん。
小さい頃に右目が見えなくなって
次に左目が見えなくなって
18歳の時に右耳が聞こえなくなって
次に左耳が聞こえなくなったそうです。
絶望の淵で何を思ったか。
なぜこんなふうになっても生かされてるのか。
目が見えない、耳が聞こえないというのは
宇宙空間に放り出された感じがするそうで、
とても孤独な世界だと仰ってました。
人間であると認識できるのは
他者とコミュニケーションが取れるから。
自分は指点字以外ではコミュニケーションが
取れないので、この手が離れると
とても孤独です。とのこと。
いちばん辛いのは
コミュニケーションが取れないこと。
人とコミュニケーションが取れないと
生きてる実感がないそう。
そう考えると
五体満足な私は何て能天気に
毎日を生きてるんだろうと思いました。
たくさんの人と話すことができ
こうしてブログを書くこともでき
当たり前にLINEができ
電話ができ、Zoomができ…
実はこれだけでもうすごい
ギフトなんですよね。
人は欲を持つと
それを満たすことばかり
考えがちですが
そんなことよりも
せっかく元気な身体があるなら
人間として精一杯生きること、
他者に貢献することが、
結局は自分が幸せになるんだなと感じました。
今日も当たり前に
目が見えて、耳が聞こえて
周りに人がいて話すことができる。
手が使えて、歩くことができて、
口から食べ物を食べることができて
咀嚼して嚥下ができる。
それに感謝できると、
何をしても楽しくて幸せな毎日です。
やっぱり足るを知るということが
人生を豊かにするのだと、
改めて思いました。
どうか皆さんも
当たり前のことに感謝して
日々過ごしてみてくださいね！
きっと全てが
キラキラして見えるはず
今日も素敵な一日を
