友人R子ちゃんは、

有名企業でバリバリ働く

34歳独身のキャリアウーマンです。

外見もいいし、オシャレだし、

一緒にいて楽しいタイプで、

頭もいい。

そんな彼女ですが

何故かいつもつき合う男性と

結婚まで話が進まない。


そんなR子ちゃんから最近、

国際結婚における、婚活

について相談を受けています。





私は、彼女について考える時、

2007年に話題になった

ある動画のエピソードを思い出します。


それはワシントン・ポスト紙が企画によるもので、

グラミー賞受賞の

天才ヴァイオリニスト・ジョシュア・ベル

5億円のヴァイオリンで

最も難解と言われるバッハの

「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」の6曲を

ワシントンDCの地下鉄構内で45分間、

ラッシュアワーの時間帯

野球帽を被って演奏したら

人々はどういう反応をするのか?という実験です。



結果は.....

彼の演奏中、1,097の人々が通過。

足を止めたのは、たったの7人。

27人がチップ入れにお金を入れました。

合計32ドル。


三日前にボストンのシンフォニーホールで行われた

彼のコンサートのチケットは完売 (2625席)

中には100ドルする席もあったそうです。




今回の記事はR子ちゃんと、

国際婚活中の全ての女性のために書きます。


婚活には、

経営マネジメントのセンス


が問われます。

$☆USA☆ My Days in Tennessee




マーケティングに始まり、

商品開発をし、

パッケージング(包装デザイン)

ブランドイメージの確立

広告費をかけて宣伝しながら

有効な営業をかけ、

期日、値段や条件などの交渉をし

そして最後にクロージング

つまり契約を成立させるのです。





さて、前述のバイオリニスト、

ジョシュアの実験について。


この実験は

一流のバイオリニストという素晴らしい商品を

間違ったマーケット
(ラッシュアワーの地下鉄の構内)に、

間違ったパッケージング
(普段着に野球帽)で、

間違ったブランドイメージ
(バイオリンの弾ける一般人)をもたせ、

広告費や宣伝費に全く時間もお金をかけずに、

売ろうとしたわけです。

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ジョシュアは

一流のシンフォニーフォール

という正しいマーケットで


グラミー賞受賞の天才バイオリニスト

という正しいブランドイメージで


フォーマルな装い

という正しいパッケージングで、


テレビやネット、雑誌等で宣伝をすれば

コンサートを成功させることができる、素晴らしい商品です。

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しかしこの実験が示すように

間違ったビジネス戦略の元では

どんなに優れた才能も商品も

世間の評価を得る事はできません。


最大の評価を得る、経営戦略。


これこそがまさに、婚活に必要なものなのです。



自分はもてないとか、女子力がないとか、

ただ単に男運がないのだとか決めつける前に、

自分を一番高く評価してくれるタイプの男性達は

いったいどこにいるのか知るための

マーケットリサーチが必要です。

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自分がどういう市場で一番ニーズがあるのかを知る

ということです。


どの国の、どの年齢層の、どの人種の、どんな分野で働く、

どの系統の男性に、一番歓迎されるのか

需要のあるマーケットを開拓して下さい。




パッケージングも大切です。

年齢が気になるなら、若く見えるように、

学歴にコンプレックスがあるのなら、知的に見えるように、

短所を目立たなくし、

長所を際立たせるようにするのです。

必要ならダイエットや歯の矯正をし、

ファッションや美容に投資して下さい。

外見の与える印象を軽んじてはいけません。


ブランディングも重要です。

自分自身をどういったイメージで、

どういう路線で売り込むかは

事前にはっきりさせておくべきです。

中途半端で印象の残らない商品には

誰も手をのばさないのです。

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あなたという商品を買うと

自分と結婚すると

相手にはどういった利益があるのかを

分かりやすく訴える
ことが必要です。



また、広告費や宣伝には

経費を惜しんではいけません。

家から一歩も出ずに

どうやってあなたという素晴らしい女性がいることを

世の中に知ってもらえるでしょう。


まずは、出かけること。

例えば、家で本を読むよりも、

カフェに行って読んだ方が、

自分が人目にふれる機会が増え、

その分出会う確立が上がります。

自分をもっと露出して下さい。


何かアクティビティをするときも

着付けやお花を習うよりも、

ジムに行ったり、スポーツ観戦など、

男性に出会う機会の多いものを選んで下さい。

彼氏ができたら、フラダンスでもパッチワークでも

なんでもやって構いませんから。

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インターネットは多いに活用するべきです。

SNSをうまく利用して人脈を作るのも手です。

マッチングサイトに登録する費用をケチるのは

お通し代を払いたくないからという理由で

お通しに手をつけないぐらい貧乏ったらしいのでやめるべきですが、

法外な料金を要求するインチキ仲介業者には注意して下さい。


女友達は歩く広告会社と思いましょう。

できるだけ恩を売り、ことある事に自分がシングルで

男性を捜していることをアピールしておきます。

友達の紹介って以外に多い出会いのパターンです。



さて長くなってきたので、ここで一旦切り、

次回の記事では

交渉クロージングについて書きます。


日本人女性は、

たいてい外見はこぎれいで、

性格も男性を立てて、優しいので、

世界中の男性に人気がありますから

お付き合いを申し込まれる所までは

殆どの方は問題なく進めます。


ところが、日本人女性は

この交渉とクロージングに弱い人が多い
のです。

かつての自分もそうで、

若い頃はそれで何度も痛い思いをしました。

この部分は非常に重要です。


交渉とクロージングが

会社にどのぐらいのプロフィットをもたらすかを決定するのです。


$☆USA☆ My Days in Tennessee



結婚した後、夫に愛され、大切にされるかどうかは

ここで決まる
といっても過言ではありません。



不幸な恋愛体質から脱却したい方は、必読です。


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