続きです。
スマホで検索していると、娘の症状に当てはまるページを見つけました。
片側肥大
これだ、と思いました。
娘だけじゃない、片側肥大と名前があるのだから他にも同じような人がいるんだ、何かできることがあるかもしれないと読み進めていると、悪性腫瘍と言う言葉が目に入り、心臓が止まりそうになりました。
右と左で長さが違ったら、体が歪んで腰痛が出たりするかもしれない、長さが揃えられる治療や、靴のオーダーメイドとかで対応するのだろうか?
あくまでも足の長さが揃えられて体の歪みを心配する必要がなくなれば問題ないと思っていた私には、衝撃的すぎて、すぐに調べるのをやめました。
悪性腫瘍だなんて、そんなことこの子にあるはずがない。
そんな不安を抱えながら生きていけないと思った私は、あの記事の内容は忘れることしました。
見なかったことにしよう。
だって、こんなに元気なんだから。
目の前にいる娘を見て判断しよう。
この子は絶対大丈夫。
でも、このままでは心配なので、本当に悪性腫瘍になる可能性があるのなら病院で検査されるはずだから、1度娘の状態を相談してみようと決め、記事に書かれてあった事は誰にも言わず、私も考えないようにしました。
そして、その頃にかかっていた小児科へ行き、左右差があることを相談してみました。
そこで言われたことは、
確かに左右差はあるが、今すぐ治療が必要なほどではない。
とのことでした。
ホッとしつつも、まだ検索した内容を忘れることができなかったため不安がありました。
だけど、悪性腫瘍の事はなぜか質問することはできなくて、もじもじ遠回しに質問していたら、
結局何が言いたいの??
とイライラされてしまい、大事なことは聞けずに帰ることとなりました。
そこからまたしばらくモヤモヤしながら過ごしますが、予防接種を受けている小児科の先生なら、大きな病院を紹介してくれるかもしれないと思い、そちらに相談に行きました。
1件目の小児科と同じように、左右差がある。と相談しました。
先生は、確かにあるね…うーん…1度調べてもらいましょうか!とすぐに私の住む市内の1番大きな病院へ紹介状を書いて下さり、やっと1歩前に進むことができたのでした。
これで大丈夫だと、まだ診てもらったわけじゃないのに本当に安心したのを今でも覚えています。
大きな病院にかかれば、ちゃんと診てもらえると思ったのです。
この頃1歳8ヶ月でした。