本の紹介をします。タイトルは、「僕はうそをついた」です。
この物語は、広島のお話で、原爆で息子を亡くした母親が出てきます。その母親は、年をとっておばあちゃんになり、認知症も入った事で、息子を探して、時々出歩くようになります。
原爆が投下された後、学校は救護所になっていたそうです。おばあちゃんは、息子が迎えに来てくれるのをまっているんじゃないかと思って、探して歩きます。原爆があった当時の事を、思い出しているのかもしれないですね。
主人公は、小学生です。おばあちゃんやおじいちゃんから、聞いた事をもとに、原爆の事について考えていきます。読んでいて、私も考えました。
「原爆投下」「戦争」「終戦」というのは、歴史上の話ではなく、今も苦しんでいる人がいたり、つらいことを話せずに胸に抱えている人もいるんだなと思ったら、決して大昔の出来事ではないと思いました。
この本は、小学生向けに書かれたものなので、文章も物語もわかりやすいです。だからこそ、原爆について、しっかり考えられたような気がします。良い本だったので、ぜひ読んでほしい一冊です。