本を読んでたまに思います。例えば、いじめについて書かれた小説。その中で、いじめられて心が屈折し、大人になって犯罪をしたという物語がありました。その場合、もちろん犯罪をするのは、良くないけど、いじめが原因ならいじめた相手も同罪なんじゃないかと思ってしまいます。

特に、ミステリーを読むと、この悲劇はどこかで防げなかったのかと考えてしまいます。

あの時、ああしていたら、こうしていたら、悲劇は起こらなかったんじゃないかと考えてしまいます。

今、世界はなんだか大変なことになりそうですね。大きな戦争にならないといいなと思います。本の世界では、フィクションの物語で、色々考えたり楽しめたりしているけれど、現実にミサイルとかそういうぶっそうなものはないといいなと思ってしまいます。

私達が読書を楽しむのは、本の世界でいろいろな時や場所に行けるからだと思います。過去に出版された本を読むと、その本の世界にはまだ携帯電話がなく、公衆電話を使っていたりします。時を超えて本を楽しめるそういういい面もありますよね。世界がそして、身近な環境で、平和を考えるためにも、色々な本を読み、いろいろな考え方があると知ることはいいことだと思います。

他人の心を全部わかろうとするのはむずかしいし、できないけれど、相手の立場や考えにも耳を傾け、争いのない世の中になるといいなと思います。