本の紹介をします。タイトルは「人魚が逃げた」です。この本は、今年の本屋大賞の10位までにランクインしたものです。

読んでみて、人の心は言葉とはちがうことがあって、それが誤解したり勘違いしたりで、すれちがうことがあるなと、改めて思いました。素直に言葉にすることは、時にむずかしいけど、自分の気持ちをちゃんと伝えないと、伝わらないこともあります。それが、お互い素直になれなければ、せっかくお互いを思いあっているのに、うまくいかなくなったりもします。

この本は「アンデルセンの「人魚姫」の話が、所々にでてきます。おだやかな気持ちで読み進められるので、時間のある方は読んでみてください。

 

アンデルセンの物語は、きっと多くの人が知っていると思います。何百年も前に書かれた物語が、今も読み継がれているのは本当にすごいですね。アンデルセン本人もまさかここまでのヒット作になるとは思ってもなかったんだろうな。書き手がいて、読み手がいる。作者と読者がつながる。こういうのは、本当に奇跡みたいなことだと思います。私も、そんなにベストセラーにならなくてもいいから、私の書いた本を読んでくれた人の心の足しになるといいなと思っています。そんな誰かの心に残る小説を書けるようになりたいです。