この前のテレビ番組で見た「seven

 days

 war

」という歌がものすごく良かったです。歌詞がものすごく良くて心に響きました。残念ながら歌詞を全部おぼえられなかったので紹介はできないんだけど、この歌は昔に発表されたもので、映画の主題歌だったそうです。

その映画が上映されたのは、今から三十年くらい前で、その当時の中学生の思いを歌ったものです。その当時、大人達の意見や考え方は絶対で、先生たちの言うことは神様くらいの権力があり、中学生の意見なんて聞いてもらえなかったようです。でも、大人や先生たちの考えがまちがっていることだってあったと思います。そういう時にこの歌は中学生の伝えたいこと、聞いてほしいこと、わかってほしいことを必死に訴えている歌だったと思います。

ちょっと歌詞の内容を書くと、「何かをこわすのではなく何かを伝えたいだけとか歌詞がちょっとちがうかもしれないけど、「何かにそむくのではなく思いを伝えたいだけ」とかそういうメッセージがこめられた歌でした。規律やルールにも理不尽な事があったり大人や先生たちの言い分にただ反抗するのでなく、ただ自分たちの考えを聞いてほしい、伝えたいだけ、わかってほしいだけというシンプルなものを大人に訴えた歌詞が私は心に響きました。

今の時代は多分だけど、その当時よりは大人は子供の意見に耳を傾けていると私は思います。でも、まだそういうことができなくて自分の居場所をなくしてしまっている子供も少なくないというのが現状です。そういうもどかしさ、大人達に対する不満、自分の居場所をみつけたいという欲求、そういうものをこの歌は歌っています。中学生くらいの思春期の子供たちは本当に繊細で傷つきやすいと思います。そういう子供たちの心にちょっとでも大人がよりそってあげて、ちょっとでも聞いてあげて、ちょっとでもわかろうとしたなら、そういう孤独を感じている子供たちを救えるんじゃないかと思います。

みんながわかりあえるというのは、理想で非現実的かもしれません。でも、それに近づこうとする努力をおこたっていては、いつまでたってもわかりあえません。わかりあうということが大事だと思うし、大人だって昔は子供だったんだから、子供の意見に耳を傾けると言うのは大事なことだと思います。

悩んでいるこども、孤独を感じている子供たちを一人でも助けてあげられる世の中になってほしいなと思います。