はじめに:梅雨明けの報せを受け、パワーの宿る阿蘇へ

梅雨明けのニュースを聞き、すぐに向かったのは熊本県・阿蘇。 個人的に阿蘇は強いパワーを感じる大好きな地域で、一の宮巡拝の旅でも「早めにお参りしたい」と強く願っていた場所です。

旅の目的は全国一の宮巡りですが、せっかく遠出をしたのなら、その土地や神社に縁のある場所にも立ち寄りたいのが私のスタイル。

事前調査で、阿蘇を開拓した主祭神「健磐龍命(たけいわたつのみこと)」にまつわる深い繋がりを知り、今回は「阿蘇三社巡り」として巡ることに決めました。

  • 国造神社(北宮): 健磐龍命の息子(速瓶玉命)を祀る

  • 阿蘇神社: 父神・健磐龍命を祀る

  • 阿蘇山上神社(奥宮): 阿蘇の火山そのもの(神域の根源)を祀る

実は、地理的・歴史的にも「国造神社」と「阿蘇山上神社」を結ぶ直線上のちょうど真ん中に「阿蘇神社」が建てられたという説があります。この神秘的なラインを知ってしまったら、すべて参拝しないわけにはいきません!

効率よく周るため、阿蘇駅でレンタカー(12時間で3,000円ほどと格安のニコニコレンタカー!)を借りて、いざ出発です。

1社目:相模の次は肥後へ!「阿蘇神社」

阿蘇駅から車を走らせること約1時間。まずは中心となる阿蘇神社へ向かいました。

【写真:阿蘇神社・清々しい青空と楼門】

阿蘇山北麓に位置する阿蘇神社は、全国約500ある阿蘇神社の総本社。約2000年以上の歴史を誇ります。 駐車場は観光客や登山客、外国人参拝客で大変賑わっており、「さすが阿蘇を代表する名社だ」と活気を感じました。

快晴に恵まれたこの日、澄み渡る夏の青空に、長い月日を重ねた神殿や楼門の重厚な茶色が美しく映え、壮大な歴史の重みに深く圧倒されました。

 

 

 

 

 

 

 

2社目:神々しい静寂と巨木「国造神社(北宮)」

阿蘇神社から車で約20分。田畑が広がるのどかな一本道を走り、国造神社へ向かいます。夏の晴れた日に走るこのルートは最高のロケーションです。

【写真:国造神社の鳥居と緑豊かな境内】

阿蘇神社の「北宮」とも呼ばれる国造神社は、阿蘇開拓の祖・健磐龍命の第一子である「速瓶玉命(はやみかたまのみこと)」をはじめ四神をお祀りしています。

境内に入ると、境内を掃除されている方以外に参拝客はおらず、とても静か。 しかし、だからこそ肌にびんびんと伝わってくる圧倒的なパワーを感じました。 綺麗で豊かな水、そして圧倒的な存在感を放つ立派な杉の木々……思わず息をのむほど神々しい空間で、心からおすすめしたい神社です。

 

 

 

 

 

 

 

 

3社目:阿蘇の根源を拝む「阿蘇山上神社(奥宮)」

最後に目指したのは、阿蘇の火口付近にある阿蘇山上神社。 古くから火口の湯溜まりは「神池」と呼ばれ、阿蘇神のご神体とされてきました。

【写真:阿蘇山上神社と雄大な阿蘇の景観】

火口付近はまさに「THE 観光地」といった雰囲気で多くの人で賑わっていました。 近くにはお寺もあり、ゆっくりと参拝させていただきました。

道中ふと思ったのは、「緑って、こんなにたくさんの種類があったんだ!」ということ。 某芸能人の名言ではありませんが(笑)、目の前の鮮やかなグラデーションがそれを教えてくれます。それほどまでに阿蘇の夏の緑は美しく、力強いものでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旅の寄り道:道の駅阿蘇 & 熊本夜の定番スポット

参拝を終えた後は「道の駅 阿蘇」へ。 お土産処を散策しつつ、小腹が空いたので購入した焼きたてパンをパクリ。これが大正解でとっても美味しかったです!

【写真:道の駅阿蘇 / 買ったパン】

その後、熊本市内へ移動。 熊本に来たら必ず立ち寄る、行きつけの「日本酒バー」へ向かいました。

【写真:日本酒バーの美味しいお酒とおつまみ】

気さくなマスターと楽しく会話を交わしながら、絶品のおつまみと美味しい日本酒をいただく……最高の一日の締めくくりです。マスター、いつも素敵な時間をありがとうございます!

 

 

 

 

 

 

 

 

おわりに:参拝が教えてくれること

自分のこと、周りのこと、仕事のこと、将来のこと、お金のこと……。 日常で考え始めると、どうしても思考の沼にはまってしまうことがあります。

けれど不思議なことに、こうして神社でお参りをしている瞬間だけは、そうした雑念が脳裏から一切消え去ってくれるのです。 「自分探し」なんて言うと大げさかもしれませんが、神社参拝という時間が自分にはとても合っているのだと再確認しました。

旅を始める前の自分と、やり遂げた後の自分で、何か少しでも良い変化があればいいな。 そんな願いを胸に、これからも一歩ずつ全国の一の宮を巡っていこうと思います。

次の旅も、楽しみです。