甲子園高校野球問題 | 昭和世代が気まぐれに語る世界

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甲子園での熱中症対策で、いろいろともめている。しかし解決する見込みはゼロに近い。

 

例えばカルト宗教があったとしよう。その信者は年に3回、北アルプスの山頂近くにある聖地を徒歩で訪れ、一昼夜を過ごすという儀式があるとする。

そんなことは危険だから止めろと言っても無駄だ。何も知らない外野が何を言っているのだ。聖地に行くことが人生なんだ。多少の命の危険は承知だと反論される。

野球、特に甲子園関連で意見を言うとこういう反論しか来ないから無駄なのだ。

 

野球少年は、幼いころから甲子園を夢見て生きている。だから他の球場でやるなんて狂気の沙汰だ。球児の夢を奪うなという意見も強い。しかし甲子園を神聖なものにしたのは、脳筋の大人であり長年の洗脳の結果だ。むしろ好きな野球が快適な環境でできるなら、どの球場でもいいじゃないか。その精神で頑張れと言うやつはいなかったのか。本人がビール飲みながら甲子園を見るという習慣をやめたくないからなのか。高齢者は変化を嫌うから仕方ないのだろう。

 

試合を7回制にするという案もある。それにも、9回やってこそ野球だといって反対する。他の知的業界のように原型をとどめないくらい変化するというのは、高校野球には無理なようだ。

 

そもそも野球のルールなんて成り行きと惰性で決まったものだ。長年の慣習と愛着もわかるが時代によってかえるべきであろう。

 

ここからは私の試案だ。

 

外部の奴は口を出すなといっても吹奏楽部やその他生徒に迷惑をかけている。また運営上、一般人に迷惑をかけている。公共放送での中継もある。まず外部の人に一切迷惑をかけないようにしよう。応援がしたいなら、野球部の2軍などのみでよい。

 

次にルールを思い切り変えたあらたなリーグを組織する。7回制大歓迎。その他ストライクボール等のルールも変える。判定にAIも入れる。健康を守ることを重視し、熱中症対策は全力でやる。

 

まあこれでは従来の野球の100分の1も人気が出ないだろう。しかし未来はどうなるかわからない。

 

そして前から言っているが、野球専門学校を作って、一般の高校生と分離すること。これは絶対必要だ。