「なぜ続けられるのか?」
繰り返し尋ねる私たちに、ばっちゃんは、ある日、こういいました。

「子どもから面と向かって『助けて』と言われたことがない人には、わからないじゃないの」と。


去年、テレビで観て涙が止まらなくなった。
その番組を制作した方がかいた本『ばっちゃん』の一節。番組では語られなかったこと。ディレクターさんが感じたことなど、また改めて感動させられた。

40年間、行き場のない子供たちに自宅を解放し、
無償で手料理を振る舞い続ける仲本さん。

目の前にある問題に正面から向き合う
損得ではなく、自分の心に正直に行動を起こす。
絶対的な正解なんてない。

裏切られても、裏切られても
人の善を信じること。
裏切る人もその時は、
そうする理由があるのだ。

ディレクターさんが、最後に書いていた一文。
「我々は安易に答えや正解を求めるのではなく、常に考え続け、もがきながら社会を作っていかなくてはいけないのではないかと思う」
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