スタジオジブリ・レイアウト展行ってきました。福岡アジア美術館!
まず、自分でびっくりしたのが、ジブリの作品をほとんど見てたこと。そんなに好きというわけではないと思っていたけれど、好きだったんだな~と実感しました。
ハイジからはじまり、母を訪ねて3千里、未来少年コナン、ナウシカ、ラピュタ、物心つくまでは自然と宮崎作品に惹かれてたんだな~。
そんな中での、レイアウト展。
鉛筆で書かれた線に、勢いが感じられる。
ジブリでいうレイアウトというのは、アニメーションの設計図。
すでに作品なのかと思えるような絵の中に、
いろいろな文字や数字が書かれてる。
どんな背景にするのか、主人公はどう動くのか、どのくらいの速さで乗り物が動いていくのか。
ちょっとしたメモ書き、そこからそれぞれの担当者が意図を読み取り仕事をしていく。
ひゃ~。絵がうまけりゃこの仕事はできるのかと思っていた、浅はかな自分。
「実写には偶然があるが、アニメーションには偶然はない」
どれだけの想像力、洞察力があるんだ。
計算された動き、背景、人物の表情すべてに意味がある。
すべてにこだわりを持つ、プロの仕事。
こんなもんでいいかな~なんて甘さを持っている限り、プロとは言えない。
自分に反省。
シールに、自分の好きなようにまっくろくろすけを描いて、壁に張れるコーナーがあったので
描いてみました。