8合目辺りの雪に立て筋がある。
富士山が見える。
昨日までの風もやみ、好天である。
畑の芝生に身を置いて眺めていた。
5月17日(金)午前9時半頃。
一昨日に挿し木したトマトがしなだれている。
2日前の雨による力が失われていた。
すぐに支柱を立て、たっぷりの水をやった。
ブロッコリーを1本苗にし、二十日ダイコンの苗を間引いた。
午後は渋谷に向かった。
大学図書館で高木先生の論文のコピーどり。
図書館所蔵の資料を借用して、図書館を出たのは19時を回っていた。
資料室訪問を含めて、予定のことは全て終えた。
現在の大学図書館の環境はすばらしい。
それはどこの大学でも同じことらしい。
少子化で大学間競争が激しくなっていて、施設の美化や機能向上が進んだという。
とくに、東京の私学の学び環境は良くなっている。
すでにこのブログでも書いたが、この図書館の基本は全て開架。
利用者が自分の書斎のように使える。
(ちょっと言い過ぎか)
パソコン利用も例外ではない。
しかも現役の学生利用が少ない。
専門の図書を面前に思考を深めることができる。
規制はないに等しい。
図書館を出る際に、図書を入れるバックも無償で貸してくれた。
「至れり、つくせり」である。
(これも言い過ぎか)
帰りの電車だって、私のような年寄りには座席を譲ってくれる。
それも若い人ではなかった。
50歳程度の男性だった。
もちろん私に声をかけたわけではなく、降りるように席を立った。
私も好意に甘えて、席に座ったが、彼を見ないように見ていた。
結局、その男性は私が降りるまでドア際に立っていた。
(これはラッキー)
好天の朝は畑、昼は大学図書館という暮らしぶり。
ありがたいことである。
しかも後期高齢者の特権も使える。
夢のような一日だった。
(明日もこんないいことが続けばいいが・・・)