1998年2月21日 晴れ
フィレンツェ駅に到着。
パドヴァから約1時間45分ほどの道のりだった。
フィレンツェ駅に着くと、その日からの宿泊先を探す。
しばらく、ユースホステルばかりに泊まって、だいぶ疲れが溜まっていたので、安くても安心して泊まれるホテルに泊まりたかった。
1件目は、あいにくの満宿。
2件目にして、空室が見つかったが、1泊11万リラ。
今まで宿泊した(ユースホステル)料金の4倍以上の値段だった。
疲れに勝てず、そこに2泊することに決めた。
早速、荷物を部屋において、フィレンツェの街へと繰り出す。
まずは、川沿いを歩き、フィレンツェで一番有名な橋、ポンテヴェキオ橋に向かった。
ポンテベッキオ橋付近では、お土産屋ばかりだった。
橋を渡ってすぐの店で、イタリアンジェラートを買った。
値段も3,000リラと安かったが、イタリアで、一番おいしかった。
そこから、ドゥオモへ向かった。
ドゥオモに圧倒され、カメラに収めようとしたが、カメラの画角に収まり切れないほどの大きさだった。
人も多かった。
近くに、蚤の市らしきところを発見した。
『新市場のロッジア』という市場で、『地球の歩き方』にはスリが多いところで有名と書いてあったので、バッグや財布など盗まれないよう警戒しながら観光を続けた。
夕食は、久しぶりにマクドナルドに入って、世界共通ビッグマックを注文。
セットで7,900リラ。味は想像通り。
辺りは、すっかり暗くなっていた。
駅近くの地下街で、CDショップに立ち寄った。
店員に、イタリアの有名な曲を選んでもらい、イタリア民謡集を買った。
ホテルに戻り、疲れを取ろうと風呂に入ろうとしたが、バスタブの蛇口からお湯が出ず、シャワーの湯圧も最低だった。
結局、お風呂には入らず、疲れでそのまま寝てしまった。