50歳の僕には、InstagramのSNSよりも、 Facebookの方が頻繁に使っていますが、ここ数か月の間に、頻繁に広告表示されていた
「有名人なりすまし詐欺」
広告が、減ってきたように感じます。
例えば、前澤友作さん、ホリエモンさんといった写真を使って、Aiで加工して、あたかも彼らが推薦する方法を使ってお金をお儲けようという広告。
政府も、本腰を入れて詐欺被害防止に取り組み始めた感じですね。
かくいう私も、実害はありませんが、その前段階で、被害にあいそうになりました。
まずは、私の経緯の履歴を見てください。
これは、ほんの一部ですが、相手にしなかったら、はじめは毎日。
徐々に回数は減ってきていますが、電話による攻撃がほんの2~3分の間に20件くらい電話がかかってきます。
まず、どうしてこのようになったのか。そのことから説明したいと思います。
お金が欲しい、お金が増やしたい!
まず、これが正直な気持ちです。
そして、そのような中で、Facebookの広告に、ファーストリテイリングの創始者「柳井正」さんの記事(偽物ですが)が掲載されていました。
株若しくは仮想通貨の売買を、AIによる自動売買をしてくれることによって、はじめに500ドルを投資すれば、毎晩、毎日お金を自動的に稼いでくれるというものでした。
AIによる自動売買は、実際には見たことも触ったこともないのですが、今はやりの「Chat GPT」で、そのソフト名を検索したところ、そういったツールがある(かも)という回答が返ってきました。
それで、半信半疑でしたが
●まあ、500ドル位なら、損失を被っても、そんなに生活に影響しないし、一日に、数千円でも儲けることができればいいな
という軽い気持ちで、その詐欺広告をクリックしてしまいました。
そして、次に表示されたのは、lineへの誘導。
そこで、氏名、メールアドレス、携帯の電話番号
の個人情報を入力してしました。
そして、『OK』ボタンを押します。
すると、5分もせず、アメリカ(+01から始まる)1本の電話がかかってきました。
怪しい日本語を話す女性。
会社名は名乗らず。
興味がありますか?
興味があって、登録してきたんですよね。
などと言って、まずは、500ドルを、相手が指定する口座に振り込みをするよう要求してきました。
この時点で、私の心は完全にシャットアウトしてしまい、電話を切ってしまいました。
そして、電話の嵐。
電話は、
香港、カナダ、イタリア、イギリス、シンガポール などなど
世界中から電話をしてきているのかと思えるほどの、たくさんの電話番号からかかってくるので、着信拒否では間に合わず、私の携帯電話の設定で、電話帳に設定していない番号からの電話は、通話音が鳴らない設定にしています。
夜中にかかってくることはありませんが、相手は、仕事中やプライベート中を問わず、しつこく電話をかけてきます。
まだお金を振り込んでおらず、実際に被害にあっていないからまだましですが、実際に被害にあった方から話を聞きますと、
● 実際にお金を振り込んで、はじめはお金が増え、還付金ももらえるそうですが、その後、さらに入金し、お金が増えたところで、実際には日本円に換金できず、お金を下ろしたくても下ろせない
そんな状況に陥るそうです。
すべてが詐欺だというつもりもありませんが、
お金儲けの話に、旨いはなしはない
という気持ちを忘れないでもらいたいと思います。