1998年2月14日(土) タイ 猛暑

 

午後6時45分、タイの街、フォアランポーン駅に到着した。

 

タイを観光するには、今回のトランジットだけでは余りにも時間がなさ過ぎたので、今回は駅周辺だけを見ることにした。

 

機内食を食べていただけで、おなかがすいていたので、30バーツのラーメンのようなものを食べた。

 

麺は、水餃子の皮のような触感で、形はきしめん2倍くらいはあろう大きさ。

 

それに、かまぼこのような肉団子が入っていた。

 

その店だけでは、胃が満たされなかったので、また、駅周辺の店に入った。

 

そこでは、そぼろの形をした大きな食べ物と、タケノコの炒めもをご飯に乗せて食べた。

 

おかずが1種類だけだと30バーツ(約85円)。2種類で35バーツ(約99円)。

 

すごく辛く、味もまずい。

 

しかし、そこで働いていた、どう見ても未成年の少年の「テー」と「タナコン」と仲良くなり、日本語を教えてあげた。

 

午後8時には、フォアランポーン駅に戻り、8時10分に再び空港へと向かう。

 

座る椅子はなく、扉が閉まらない出入り口付近にずっと立ちながら同じく旅をしている中国人の青年とこれからの旅の予定を話した。

 

汽車が止まったので、空港の駅に着いたと思い、降りようかと思ったが、辺りは草むらだった。

 

「ここでいいの?」とつたない英語とジェスチャーを交え聞いたら、青年がうなずいたので、僕は飛び降りた。

 

そのとたん、汽車が汽車が再び走り出しので、急いで汽車にに飛びつき、かろうじて汽車に乗ることができた。

 

(続く)