寒くてなかなか撮影に出掛けられないので、AIの画像生成のMicrosoftのBing Image Creatorを使ってお絵描きしました。

 

まず、Bing Image Creatorの公式ページにアクセスし、「参加して作成」ボタンをクリックします。2回目以降はすぐに使えます。勿論、無料です!

 

ルーブル美術館所蔵のサモトラケのニケ像は私の最も好きな彫像です。1998年に初めて見た時はその美しさ、神々しさに驚愕しました。写真は2013に撮影。

 

 

これらの写真を見るたびに顔や手が残っていたらどうだったろうと、ついつい想像をしてしまいます。そこで生成AIを活用して復元?してみました。

 

まず、ミロのビーナスの顔をイメージしてみました。

何回か試行錯誤を繰り返している内にそれらしいものが出来てきました。

 

 

 

なかなか良いできでビックリ! 勝利の女神らしく月桂冠を被って貰いましょう。

 

最終形として腕も描いて貰いましょう。

 

 

船の舳先にあったというので腕は上げてなかったと思いますが、なかなか思うようには描けませんでした。

 

後ろ姿も凛々しく、美しいです。

 

日本語で打ち込むより拙いですが英語の方が良く伝わるようです。

入力したプロンプトは

「Goddess of victory wearing a laurel wreath like as the statue of the Victory of Samothrace in the Louvre with large wings. She has both hands. I need a whole body picture from toe to top of the head and sideview.」

 

いろいろな画像が出てくるので作成中はワクワクしますね。4種の絵が数十秒出てきます。

美術界では「顔や腕はないからいいんだ」というのが通説ですが、このように仮想的に全体像が見えるとさらにいろんなイメージが湧いて来て、こういう「鑑賞法」も今後はアリなのではと考えさせられます。

 

話題の生成AIで無限の可能性がありそうですが、まだ拙いというのが正直なところ、でも使い方によっては人間の作画をある意味で超えそうです。

 

人間の創造力や「らしさ」そのものが問われている・・・。