私にとっては2本目のライカ・レンズを手に入れました。ライカの中でも王道の銘玉との誉の高いズミクロン(Summicron)50mmで、なんとちょうど50年前の1973年のMade in Germany。通常のMマウントは高くてとても買えませんが、これは人気のない一眼レフ用なので約半額でした。

 
今の大口径レンズに較べれば小さく、A7RM3カメラに良く似合いますウインク
 

 
うちのマンションの花壇。四季の花が手軽に楽しめ、試し撮りによく使います。
 
こっちはJR武蔵溝の口駅北口の花壇。
なんか色乗りが良いですねウインク
 
ファインダーを覗いて、色が綺麗と感ずるレンズはめったにありません。
これは当たりかも。
 
立体感もすごいです。
 
白の微妙な諧調も良くでます。
 
色に深みがあります。
 
わが街の立ち飲みどころ、西口商店街の入り口。当時の主流だったモノクロは細部まですごい描写です。
 
立ち飲み屋のすぐ前を南武線が走ります爆  笑
 
やっぱりレトロな雰囲気はモノクロだね。
 
ヤフオクで美品を5万円弱(しかも7~8千円もする純正フード付き)で落札できました。実用できて流通している中では最も安い類のライカ・レンズでこれだけ写るんですから、現行の100万円超のレンズはさぞかし(一度は使ってみたいが)・・・。 
 
オーディオもそうなんですがアナログ技術はすでにこの頃に頂点に達している気がします。あとの進歩?は逆光耐性(この効果は大きいがデメリットもありそう)・便利・安価・軽薄短小・・・のみ、いろいろと考えさせられます。

ライカ・レンズの写りがソフトで色が濃厚という伝説的な評価にこのレンズで納得しました。開放でソフト、絞るとツァイス以上ともいえるクッきり、キレキレで色は渋い緑と濃厚な赤が印象的で自然に近いと思えます。
 
逆光に強い現行品のライカ・レンズ、しかも名声の高い広角を使ってみたいが、安いものでも40万円近くし、高いものだと100万円を超えてとても手が出ません。となるとやはり中古の出物を狙うか?
 
レンズ一本持って出かけるならこれかな、でもツァイスも捨てがたいし・・・、レンズ沼は広く、深い・・・。危ない、危ない。