近くの美術館に寄った帰りに、久々に現代アートを観てきました。丸の内ストリートギャラリーという企画で、丸の内中通りのあちこちに現代アート19点がさりげなく展示されています。1月26日撮影。

 

まずは、船越桂の「私は街を飛ぶ」・2022年・ブロンズ、塗料・日本

これは美しい!今まで観たことない手法です。

 

 

頭の上の飾りが面白い!

 
次は、パヴェル・クルバレク 「ニケ 1989」・1991年・鉄、塗料・スイス
 
かのルーブル美術館のギリシャ彫刻「サモトラケのニケ」のオマージュ。エッセンスが良く表現されています。
 
名和晃平 「Trans Double Yana(Mirror)」・2012年・アルミニウム・日本
 
なんか、カッコいいです。
 

ティモ・ソリン 「日光浴をする女」・1995・ステンレススティール、塗料・フィンランド

 

イージー・ライダーかと思いました。

 

中谷ミチコ 「小さな魚を大事そうに運ぶ女の子と金ピカの空を飛ぶ青い鳥」

2022年/ブロンズ、塗料/日本

女の子が凹に彫り込んであるので、観る位置によって表情が変わります!

 

 

キム・ハムスキー 「ルネサンス」 1985年・ブロンズ・ヴェトナム

ユーミンか?

 

ヘンリー・ムーア 「羊の形(原型)」・1971・ブロンズ・イギリス

そう言われると確かに羊に見えますな。

 

イゴール・ミトライ 「眠れる頭像」 1983年・大理石・ポーランド

ギョギョッ、これはビックリ!
 
まだまだありますが、残りは現地でご覧ください。
 
丸の内は明治時代に三菱が開発したオフィスがいで、かっては赤レンガが並んだ先進的な
街で一丁倫敦と呼ばれていました。そんなところなのでお洒落な街並みに現代アートが自然に溶け込んでいるのに感心しました。
 
実はこの日は静嘉堂美術館(明治生命館内)に「窯変天目茶碗(国宝)」を観に行ったのですが、どうも豚に真珠、猫に小判でグッと来ませんでした。そこで、「ぶらぶら美術・博物館」で紹介されていたこれらの像を観てきた次第です。
 
レトロ好きの私にもいろいろあって新鮮で面白かった。
判ったような判らないような、けど美しい!たまには現代アートもいいもんですね。
 
📸はSony A7RM3、レンズはタムロン AF24mm/F2.8 でした。