カメラをソニー α7(2013年11月発売、2015年3月購入)からα7RM3(2017年11月発売、2021年11月購入)に替えました。

なんと6年ぶりです。勿論、中古をヤフオクで落札、ソニーストアの半額強で買えました。

 

簡単にいうとフルサイズ・ミラーレスの初代機(中級向)から高解像機(上級向)に変更です。

主な変更点は

1)解像度が大幅にアップし、トリミングやディジタル拡大に有利 : 画素数 24.7MP → 42.4MP

2)ファインダーが見やすく :  画素数 235万 → 369万

3)バッテリー大型化により長持ち :  ファインダー撮影時 270枚 → 530枚

4)手ぶれに強い : なし → 5軸補正(効果 5.5段)

 

すでに2019年9月にα7RM4が発売されていますが、これは61MPと超弩級解像度で、オールドレンズのマニュアル・フォーカスを中心とした私の使い方ではオーバースペックと判断し、あえて旧世代機としました。値段も10万円ほど安い。

 

また、α7の後継機のα7M3にしなかったのはレトロ建築を対象とした風景写真が中心なので、トリミング等で高解像度が有利と判断し、使ってみたかったからです。さらに、中古で7M3に較べて7RM3は2万円くらい高いだけでお得感がありました。

 

そこで、早速撮りに行ったのは1938年・昭和13年竣工の旧国立公衆衛生院で、東大・本郷の校舎とまるでそっくりな建物です。

それもそのはず、これは現存する古い東大校舎のほとんどを設計した内田祥三(ヨシカズ、1885~1972)の手によるもので、

現在は港区に寄贈され郷土歴史館として公開されています。
 
堂々とした正面。内田が得意としたシンメトリック。旧(α7、11月5日14:24撮影)
 
新(α7RM3、11月19日15:02撮影)
 
中に入ると天井に明かり取りのあるホールがあり、ここが2階で3階までが吹き抜けになっている。旧
 
 
格調がある明るい講堂。旧
 
 
 
 
撮影したレンズはフォクトレンダーUWH 12mm/F5.6で条件(ISO、露出、シャッタースピード)は出来るだけ合わせてありますが、撮影日が違うので、それらも含めて観てください。
少しですが、旧があっさり、新の色がやや濃厚ですが、単にAWBの違いかも?
また、このサイトは1MB以下の圧縮画像しかアップできないので、高解像度の恩恵はここでは堪能できませんww。
 
こうしてみると8年前の初代機の写りが良く、健闘していることが分かります。このような、手ぶれや解像度が問題にならない場面では必要十分な性能を備えた良くできたカメラです。
今後の夕暮れの紅葉とか夜景などの悪条件の比較が楽しみですね。