ついにというか、ようやくというか、ライカ・レンズを手に入れました。といっても人気のない一眼レフ用でかつ中望遠のエルマリート R90mm/F2.8で、なんと50年以上前の1965年のMade in Germany。

左がCarl Zeiss Jena MC Pancolar 50mm/F1.8(1970年代後半製造)重量228g、右がエルマリート 510gでずっしりと重い。
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驚いたことに期待以上に良く写り、目的の花撮り用にはぴったりでした。合焦部の解像度とそれ以外のぼけ、浮き上がるような表現はすばらしい。色はツァイスよりもあっさりか?掲載した写真はほとんどがF2.8で撮ったもので、開放でもこれだけクッキリです。ただし、逆光にはとても弱いです。

うちのマンションの花壇。四季の花が手軽に楽しめ、試し撮りによく使います。
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ピントが合っているところと前ボケ、後ろボケのコントラストがすごいです。
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みずみずしい花を撮りたくて雨上がりにすぐに飛びだしました。
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これは紫陽花の新種かな?
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数センチしか離れていないのにピンとボケのコントラストが驚くほど大きい。
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なにげないポストも存在感が出てくるから不思議だ。
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アルファロメオのオールド・カーたち。イタ車の渋い微妙な色味が良く出てます。
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写る範囲が狭いので建物を撮るのは難しいです。でも、広角で撮った場合のパース(上が狭まること)が出ないので、建物がピシッと見えます。西洋美術館。
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ヤフオクで美品を5万円弱で落札できました。実用できて流通している中では最も安い類のライカ・レンズでこれだけ写るんですから、現行の100万円超のレンズはさぞかし・・・。 

オーディオもそうなんですがアナログ技術はすでにこの頃に頂点に達している気がします。あとの進歩?は逆光耐性(この効果は大きいがデメリットもありそう)・便利・安価・軽薄短小・・・のみ、いろいろと考えさせられます。

あ、カメラはソニーのミラーレスα7でアダプターを使えばどこのメーカーのレンズも使えます。もちろんマニュアルですが、たぶん当時のカメラで撮るよりははるかに楽です。写りは本家組合せと比較できず???ですが。

ライカ・レンズの写りがソフトで色が濃厚という伝説的な評価とはひと味違った印象です。むしろ、ツァイス以上ともいえるクッきり、キレキレで色はやや薄味、自然に近いと思えます。

一遍で非常に気に入りました。最近はこれ一本であちこちのレトロ建築を撮り直しに出かけています。広角とは建物の見え方がまるで違うのでとても面白い。

逆光に強い現行品のライカ・レンズ、しかも名声の高い広角を使ってみたいが、安いものでも40万円近くし、高いものだと100万円を超えてとても手が出ません。となるとやはり中古の出物を狙うか?

花撮り用レンズを探していて、実はCONTAX G のゾナーをあたりを狙っていましたが、夜中に酔っぱらってヤフオクを見ていて、一度は高名なライカ・レンズを使うのも一興とついポチリました。

ツァイスも捨てがたいし、レンズ沼は広く、深い・・・。
危ない、危ない。