すでにメディアジャックの様相を呈しているのが、自民党総裁選挙です。立憲民主党などから不公平だと不満が漏れても露出度の違いは歴然としています。

 

傍目にはメディアが協力して自民党をPRしているように見えますね。

 

次の総理を選ぶ選挙でもありますから国民の関心も高いのですが、我々に選挙権はありません。

 

では選挙権を持つ自民党党員とは一体どんな人たちなのか?

 

まず自民党に大口献金をしているのは以下の企業・団体です。

 

大手企業・団体が名を連ねていますが、この中に含まれる自民党党員は多くないでしょうね。

 

次に自民党の友好団体を見てみると、以下の表となります。このあたりは組織内議員を自民党から出しているところです。

 

医薬看護系、不動産系、郵便局、そして士業などですね。いずれも金持ちが多いと思われます。自民党政治によって恩恵を受けていて、この中に相当数自民党党員が含まれているでしょうね。

 

さらに細かく見ていくと、建設系、宗教系、農業系そして運輸系なども含まれます。これらは規制によって守られている団体や補助金を受け取っている団体でしょうか。

かつて恩給を受けている遺族会が大きな支持団体でしたが、現在先細りしています。

 

 

素晴らしい組織力であり、他の政党などとは比較になりませんね。実際にパーティー券を購入しているのは、こういった団体でしょうか。

 

さらには地方議員の後援会会員も対象となるのでしょう。尚公務員も党員になることは可能です。

 

いずれにしてもこれらの団体に関係する人たちが自民党員であり、それも恐らく経営者層で、自民党政治によって恩恵がある人たちでしょう。

 

従って一般大衆とは明らかに志向が異なると思われます。

現在110万人ほどが登録されていて、恐らく男が多いのでは。

紹介者を通じて会費4千円/年を支払えば会員となれますし、家族会員は2千円です。

 

自民党党員にとって、清廉潔白は大事ではあるけれど、自分たちの既得権益を守ってくれる人、つまり自民党政権を守っていける人が望ましいと言えるのでは?

 

そのために来る総選挙や参議院選挙で勝てる人が意中の候補でしょう。